横浜市都筑区には、3つの富士塚があります。
正しくは3基というそうです。
富士信仰による人工的な偽富士山です。
山田富士 川和富士 池辺富士です。
三つの富士塚はそれぞれに素晴らしいと感じます。
今日は池辺富士のご紹介!
付近は農業専用区域で広い畑が広がっています。
この池辺富士は1796年(寛政8年)に作られたものです。
東側に鳥居があります。
前回この塚に登ったのは、2012年。7年前。
木の鳥居でした。↓
新しい鳥居になっていました。
上には浅間社と書かれています
鳥居の先は、うっそうと草木が茂っていますが、なんとか登れます。
小さな道と階段を登っていくとあっという間に頂上にたどり着きます。
高さは8mほどだと聞きます? 小さなお山。
頂上に小さな石の祠が祀られていて、その横には手水鉢があります。
この地帯が丘になっていて標高50-60mはあるので、高さはそう高くないけど見晴らしは良いです。
晴れた日には富士山、ランドマークタワー、横浜ベイブリッジなど。。
夜景を望んでみたいところですが、夜は怖いな!
富士信仰こそが、富士山登山の原点だと感じます。
私も昔富士登山をしたことがありますが、富士の息吹、自然の偉大さを感じる経験となりました。
先人たちにとっては、富士山は、もっと大きな存在だったでしょう?
私も手を合わせます。
「これで富士山に登ったのと同じご利益が賜れるありがたいことだ。」と富士講の人々と同じように考えたりします。
富士塚はどなたが管理者なんでしょう?
↓5年前の池辺富士
5年前に比較して木々がボサボサに茂り放題、円錐形の小山の形状が分からなくなってしまっているのが残念でした。
西側から畑越しに眺めると、全体を見渡せるので、良い角度です。
円錐形に、木々。
このこんもりとした可愛らしい姿が好きでした。
何だか「ととろの森」みたいで・・・。