山崎公園のおたまじゃくし

中川の山崎公園は桜が散り、花びらは地面を埋め尽くし、ピンクに染まっています。
散っても美しい花絨毯です。https://images-blogger-opensocial.googleusercontent.com/gadgets/proxy?url=http%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimages_e%2Fe%2FEFA3.gif&container=blogger&gadget=a&rewriteMime=image%2F*
4月に入りました。
今日は昨日に比べて暖かく、まさに「水ぬるむ」。
山崎公園の池で、ヒキガエルの卵からおたまじゃくしが孵化し、春の陽ざしを浴びて泳ぎだしました。 

卵から孵化の段階でも、寒さで孵化せずに死んでしまう卵も有り、孵化しても魚の餌になってしまうものもたくさんいる。
厳しい環境で、稀といっていいほどの確率で生きのびるおたまじゃくしが子孫を残す。

これが自然界の掟なんだね。

生物は、外界に適応するものは栄え、
そうでないものは滅びていく。
生き残り、蛙に成長するのは数%ともいわれる。
こんなにのどかな春の日にも
実は自然の厳しい自然淘汰は行われているのだと思った。
こうして自然界のバランスは保たれるのだね。
 
 

花冷え+花曇りの「山崎公園」

 今日は花冷え+花曇り
 
花曇りや花冷えは花の命を永らえてくれるんですね!
曇り空を背景にした桜の花もまた格別美しいですね。
 
敬愛するミステリー作家、服部まゆみの「時のかたち」のなかに「桜」という作品があります。
桜の花びらが激しく舞い散るような幻想的な物語。
 
冒頭辺りにこんな文章が
「花たちは確かに音を盗み殺していると思えた。」
確かに花は雑音を吸い取ってしまっているかのように辺りを静寂にしています。https://images-blogger-opensocial.googleusercontent.com/gadgets/proxy?url=http%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimages_e%2Fe%2FEFA3.gif&container=blogger&gadget=a&rewriteMime=image%2F*
ミステリアスな表現です。
服部まゆみは
桜の花をピンクと表現せず
【薄紅を秘めた白の花】と表現しています

山崎公園「雪柳」

中川の山崎公園は桜満開

お花見の人々の陰で、咲き乱れる脇役(?)は、雪柳。

柳のような枝いっぱいの小さな白い花、

まるでうねるような柳の枝に雪が積もったよう
「雪柳」 命名者に拍手です。

「春が来たよ!」と知らせてくれているかのようです。
春に咲くのに「雪」やなぎ
池田 大作さんという方の作品、

 

「雪柳 光の王冠」という詩の冒頭の部分です。

 

 

「光」が噴き上がっていた。

 

「命」が噴き上がっていた。

 

「咲きほとばしる」と言うべきか、
抑えても抑えても、抑えきれない春のエネルギーが、
 
真っ白な「光の噴水」となって、勢いよく湧き出していた。…”

 

ホントだね!
雪柳は、春の日差しを受けて
「光の噴水」のようだね。

 

山崎公園の満開の桜

山崎公園の桜が満開です。
平年より10日前後早く満開です。
今日はぽかぽか陽気でお花見日和です。
是非お出かけください。
グラウンドを囲む桜の木今日はすでにお花見のシートを引く人の姿も見られます。
美味しいお弁当とお気に入りのお酒を持って、花見に出かけられてはいかがでしょうか?
そして、今年は、アベノミクス効果で花見客の財布のひもも緩み、去年より高価な、お弁当やお酒の売れ行き好調のようです。
桜の美しさは、その咲き方ですね。
例えば一輪の薔薇の花と比べ、一輪の桜の花は小さく簡素で香りも強くない。
強いインパクトもなく、魅了する個性もない。
ただ、桜の花は一斉に、丘一面、山一面に咲き誇る。
それは筆舌に尽くしがたい壮麗な景観をつくりあげる。
「さくらさくら やよいの空は 見わたすかぎり
かすみか くもか にほひぞいづる いざやいざや 見に行かん」
うたのように「見わたすかぎり」が桜の美学だ。

 

私は桜の花には何故か深い想い入れがある。
いいえ日本人なら誰でも、
自分だけの桜の想い出を持っているかもしれない・・・。
いつか、桜前線と一緒に旅してみるのが夢。
日本で最初に咲く桜から、最も遅く花開く桜まで、
日本列島を北上しながら、
ただひたすら桜前線を追いかけてみたい。

山崎公園の「蛙合戦」

ぽかぽか陽気になりました。
中川の山崎公園にも春が来ました
池の亀が、冬眠から目を覚まし、甲羅干ししています。
 
なぜか亀さんは皆、空を見上げている。
哲学しているのかな????
渡り鳥のツグミもそろそろ旅支度かな?
ヒキカエルが冬眠から目をさまし、産卵のために抱接しているのを観ました。
抱接(ほうせつ繁殖期のオスがメスを確保するために前肢で抱きつく行動)
 下が 上が
オスがメスを奪いあう「蛙合戦」が繰り広げられています。
卵からかえったとき、が少ないらしくはモテモテ。
人間でいえば合コンかな。
「ゲロゲロ」と大きな声をあげたりします。
小林一茶の俳句「痩せ蛙負けるな一茶これにあり」は一茶がこの蛙合戦を見て詠んだ俳句らしい。
春の風情を感じさせるね。
でもちょっと蛙さんのお顔が怖い!
蛙合戦こうして争い、そして子孫を残す。
それは昔々から延々と続いてきた、命を繋ぐための自然の営みです。
生命の神秘を感じて、感動してしまいました。
そうして自然の中の生命はめぐっていくのですね。

山崎公園のノラ猫ちゃん

「目は口ほどにものをいう」っていいますね。
猫の瞳は、昼と夜、光の量で変わります。
激しく変化することを「猫の目のよう」といいますね。

今日の山崎公園ののらねこちゃん。。
この目の美しさにひかれて思わずシャッターを!

 キャッツアイという宝石も有ります。https://images-blogger-opensocial.googleusercontent.com/gadgets/proxy?url=http%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimages_e%2Fe%2FEC7E.gif&container=blogger&gadget=a&rewriteMime=image%2F*
ことにクリソベリル・キャッツ・アイは、蜂蜜色の最も美しい猫目効果が現れる宝石だそうです。
私の車の下に逃げ込み、じーっとみる猫。

「おーい!出ておいで。。」
私は犬しか飼ったことがない
いわゆる犬派
犬の従順さが好きhttps://images-blogger-opensocial.googleusercontent.com/gadgets/proxy?url=http%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimages_e%2Fe%2FEFBA.gif&container=blogger&gadget=a&rewriteMime=image%2F*
子供の頃
猫の尻尾を踏んでしまい、https://images-blogger-opensocial.googleusercontent.com/gadgets/proxy?url=http%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimages_e%2Fe%2FEFB4.gif&container=blogger&gadget=a&rewriteMime=image%2F*
「ギギッ!」というような鳴き声!
その記憶から猫が苦手!

 

でも、猫の美しさにちょっとひかれる今日のこの頃です。

 

山崎公園「青鷺」

都筑区中川の山崎公園にて。
青鷺(あおさぎ)です。
どの鳥も、山崎公園の池の中央にあるこの看板がお気に入りのようです。
池の中央に立つ青鷺の姿は、どこか何をも寄せ付けないような風格すら感じられます。
常連の小鷺ちゃんに比べると大形です。 
予期せず、突然に遭遇してしまい、私としたことが、たじろいでしまいました。
一度羽ばたきましたが、その迫力に唖然となってしまい、
シャッターを押せませんでした。残念。。 
青鷺といっても青ではない。
日本には古い昔、赤・黒・白・青の4色の表現しかなかったらしい。
目立たないぼんやりした色はみんな青古文、たとえば万葉集に出てくる「青馬」というのは、灰色の馬の事らしい。
ってなわけで、青鷺君もホントは灰色。。
もっといい写真を撮りたかったのですが、これは逆光です。<m(__)m>
くちばしはオレンジっぽい黄色です。
武士のような威厳。。
じっと魚を狙っているのでしょうか?
英語で「Grey Heron」。
山下達郎が歌っている「ヘロン」は青鷺なんですって 
飛び立てヘロン 金色の空へ
ゆるやかに舞い踊れ 風をおいながら
 

美しい「山崎公園」の秘密

土曜の朝の山崎公園、池は鏡のように、紅葉や青空を映し出し…

池にはいつもの釣りのおじさん達がいません。

釣り道具だけが残されて。。。
ふと公園内を見やると、おじさん達が…
ゴミ袋とトングを持って…はっぱ
それぞれ広い公園内を黙々と…歩く人
石の下まで…ダッシュ
『ガステーブルが捨てられていたよ』と、おじさん…ショッキング
『釣りの前にね、公園に恩返し…』だって…にこにこ

 

この光景をみて温かな気持ちになりました。
都筑区の公園がいつも快適で、美しく、気持ちの良い場所であるのは、こういう皆さんのお陰だな…とつくづく思います。
おじさん達に最敬礼!
アベイルの都筑区お散歩日記でした。
地球環境を良くする方法は“一人ひとりの心がけ”
私たち一人ひとりの意識と行動が、社会を変える原動力になります。
マナーと協力で不法投棄をなくし、
私たちの大切な地球環境を守りたいね。
いつも小さなゴミ袋を持ち歩こう。。
こちらもご覧くださいね

 

 

 

 

山崎公園の山茶花(さざんか)

山崎公園の晴れた日曜日。https://images-blogger-opensocial.googleusercontent.com/gadgets/proxy?url=http%3A%2F%2Fblog.seesaa.jp%2Fimages_e%2Fe%2FEF60.gif&container=blogger&gadget=a&rewriteMime=image%2F*
釣りを楽しむ人で一杯です。
青い空と紅葉した木の葉が美しい。

山茶花(さざんか)が咲いています。
花の少ないこの時期に咲く貴重な花ですね。
晩秋の景色に優雅に映る紅色の山茶花(さざんか)です。

たくさんの蕾もふくらみ
30年ほど前の「さざんかの宿」という歌、
「赤く咲いても 冬の花 咲いてさびしい さざんかの宿」という歌詞のとおり
なぜか寂しげな表情
人妻に恋する歌ですから・・・。
椿の花に似ているけど、椿より何故か寂しげに咲く花。

 

正岡子規の俳句
「山茶花の ここを書斎と 定めたり」
なんだか光景が目にうかぶなぁ!
静かな時間の流れに?
しばし留まりたい想いの私でした。
メジロでしょうか?
写真を撮れませんでしたが「チーチー」と
高らかな鳴き声で木から飛んで行きました。

山崎公園ヘラブナ釣りの極意

何度かご紹介済みですが、都筑区の中川駅近くの山崎公園は、珍しく「釣り解禁」の池があります。
お天気の良い日には釣り愛好家さん達で賑わいます。
コサギちゃんも、釣りマニアのおじさんには慣れてこんなに近くにいます。
 
ふと、公園内の丘を見やると、こんなヘラブナ供養碑がありました。
真新しい菊の花とペットボトルのお水が添えられて
芭蕉の俳句「夏草やつわものどもが夢の跡」と書かれています。
なんだか釣りを楽しむマニアさんたちの想いと祈りが感じられてうれしく思った。
ヘラブナ釣りは「釣りのための釣り」食用ではなく
釣りをする時間を楽しみ、自然との対話のための釣りなんでしょうね。
                  ヘラブナ
こんな看板もあります。

 

釣ってはそっとお魚を傷つけないように針を外し池に返す、
乱獲しないのがヘラブナ釣りのルールのようです。
美しい自然の中で
大きなヘラブナを待ち望み、ドキドキワクワクしつつ
釣り糸を垂れる時間を楽しむ。
吊り上げたら、感謝をこめて
「ヘラブナさん、又、元気で泳いでね」
とリリースしてあげる。
これがヘラブナ釣りの極意なんだね。。。