山田富士公園は美しい公園です。
公園の片隅に池があり、7月から8月にかけて蓮の花がきれいです。
それで、毎年この時期には一目蓮の花を拝もうと。
蓮の花って、仏様を感じる花ですね?
つい手を合わせるかの気持ちになります。
極楽の絵をみると、仏様は蓮の花の上に座っています。
これはいろいろな理由があるようです。
蓮の花は泥の中に咲きます。なのに泥に染まらぬ美しさ!
泥が濃ければ濃いほど大輪の見事な花が咲くとか。
泥は悲しみ苦しみなどを表し、それに耐えて花が咲くことは悟りを開くことを意味するようです。
蓮の花が咲くときポンと音を立てるとよく聞きます。
本当なんだろうか?そうであればその音を聞いてみたいといつも思います。
WEBで調べても、音を聞いた人の話は出てこないので謂れなのか?
蓮の花は一気に開くといいますから、その光景がポンと聞こえるかのようだからなのかもしれません。
いずれにせよ、その光景を見てみたいです。
蓮の花が咲く時間は午前3時45分なんだそうです。そしてお昼には閉じてしまいます。
蓮の実も独特の魅力があります。気持ち悪いという人もいますが、生け花で使ったりしますし、食べられるようです。
近くにはトンボが行き交います。
トンボは前にしか飛ばないので「不退転」。
武士には「勝虫」とよばれ縁起をかつぎ、好まれたようです。
「不退転」は仏教用語で「何事には屈せず信念を通すこと」
トンボも仏教にゆかりがありましたね。