都筑民家園の「ひな祭りウィーク」
古民家だからこその・・
今日は、都筑民家園(大塚歳勝土遺跡公園内)の「ひな祭りウィーク」のご紹介。古民家だからこその素晴らしいイベントです。
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」 |
地元有志の所有しているひな人形や吊るし雛が飾られています。
かなり貴重なひな人形もあるようです。雛人形のお話は改めて。。。
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛 |
圧巻!
圧巻なのは、吊るし雛。
何千個もの縁起物が飾られ、見事の一言!
ご覧の通り、古民家がぱ~っと明るくなっています。
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛 |
吊るし雛の由来
吊るし雛は、江戸時代に始まったと言われています。
江戸時代では、女の子が生まれると、厄を身代わりに受けてもらうものとして、ひな人形を飾る習慣がありましたが、とても高価で庶民には買えないものでした。
そこで、ひな人形の代わりに端切れや古くなった着物で、小さな人形を作り飾ったのが、「つるし雛」の始まりです。
和生地
和生地、着物の端切れにはとても綺麗な色や模様があるものがあります。
青海波や亀甲模様など伝統柄、また花をあしらった生地、ちりめん生地など、洋生地とは違った華やかさがあり、色の組み合わせも美しいです。
願いを込めて
一針一針、子或いは孫の幸せと健やかな成長を願って縫い上げられた雛人形や飾りです。
昔は、まず「衣食住に困らないこと。健康であること。災難に合わないこと。良い縁談に恵まれること。」などを願ったのだそうです。
人形、野菜、果物、動物、手毬、花など縁起物が多いです。
それら縁起物には、一つ一つに謂れがあるようです。
日本の伝統を感じます。
手作りですから、世界に一つ。
縫い手の持ち味が光る、吊るし雛。
もし私だったら、この小さな一個を作るのに何日かかるんでしょう?
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛 |
モビールのよう
風に揺れ、まるで和風モビールのようです。
小さな小鳥、小さな草履、色合いの美しい手毬など・・・それらがゆらゆら、くるりと風に揺れます。 なぜか癒されます。
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛 |
引戸の枠に吊るされた小さな細工物もかわいい。。
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛 |