都筑中央公園のカイツブリの本能 全ての行為は生存と子孫繁栄のため

カイツブリが子育て中!

前にも都筑中央公園宮谷戸大池の「カイツブリ(にほどり)」をご紹介しました。

都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」鴨の子だと思っていたのは大間違い

その中にも「カイツブリの子育てとおんぶを見たい」と書きました。
そして子供を産む時期を心待ちにしていました。
ゴールデンウイーク明けに都筑中央公園に来ましたら、宮谷戸大池のはるか遠い山側岸辺にかいつぶりが巣を作り子育てしているではないですか?
水草や枝、茎などを使った浮き巣です。
巣までの距離が遠すぎて、残念なことにカイツブリのおんぶが見れませんでした。
カイツブリは警戒心が強いのだと思います。
ことに繁殖期は子供を守るため、さらに警戒します。

 

親と子供

カイツブリの親は翼の色彩は全体的に黒褐色です。
嘴は短めでとがり、先端と嘴基部に淡黄色の斑があります。


比較して幼鳥は淡い褐色でふわふわの羽毛、首に白い縞があります。
嘴は黄色です。

得意

↓御覧のように、小魚やエビ類、昆虫などを捕食します。

潜水が得意で、結構長く水中に潜ることもあり、かなり先で水から、飛び出ます。

こんな感じに、↓ 勢いよく潜水します。
「カイツブリ」という名前は、水を「掻いて潜る(掻きつ潜りつ)」が転じたともいわれています。

水しぶきをあげて、激しいダイビング、ドッボ~ン!
数十秒出てきません。

カイツブリが空を飛ぶのは見たことがないのです。
そのため外敵に遭遇した際、水中へ逃げる行動を取ります。
都筑中央公園の池には、小魚や水生昆虫が安定して生息しているのだと思います。

雛も生後まもなく泳ぐ

カイツブリの雛は、生まれて間もない時期から泳ぐことができるようです。

親鳥の近くで泳いでいます。

オスとメスの役割分担

親鳥のオスとメスでは役割分担が決まっているようなのです。
ヒナを、いつもそばで見張っているのは母親メス。
離れたところで、外敵の侵入を警戒するのは父親オスの役目。

カイツブリの子は最初は水中には潜れません。
子供が自分で潜水し餌を取れるようになるまで、食べ物を調達しなければなりません。これはオス父親の役目のようです。

ヒナを背中に乗せて泳ぐのはメス母親の役目のようです。

生物の全ての行為は「自らの生命を繋いでいくと同時に、次世代へ遺伝子を残すこと」につながります。

これが生物の本能だと思います。

 

都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」鴨の子だと思っていたのは大間違い

都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」

都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」鴨の子だと思っていたのは大間違い

素晴らしい景色

出勤前のひととき、都筑中央公園宮谷戸大池のほとりの石のベンチに座り、池を眺めて時間を過ごしました。私が私をとりもどす至福の時。
この素晴らしい景色を静かに眺めます。

都筑中央公園 宮谷戸大池
都筑中央公園 宮谷戸大池

にほどり=カイツブリ

池で時々見るけれど、何という鳥かしらと思っていた、鴨より小さい鳥。
鴨の子供かと思っていたら、なんと「にほどり=カイツブリ」。

枕詞 にほどりの

万葉集などで「鳰鳥の(にほどりの)」という鳥の名をよく耳にします。
「にほどり」という鳥はの水中に息長く潜る習性や雌雄の仲の良いことなどから「潜かずく」「息長おきなが」「二人並び居」「なづさふ」などにかかる枕詞だそうです。
「にほどり」という言葉の響きが優しくて、記憶していました。

にほどりのおきながかははたえぬとも きみにかたらむことつきめやも
鳰鳥の息長川は水が絶えたとしても、あなたにお話しする言葉は尽きません。

都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」
都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」

姿は

頭と翼は暗褐色。嘴は三角にとがった黒。
嘴の横から後ろまで赤茶。冬羽になると全体的に淡い褐色になります。
足の位置が体の後の方にあるので、歩くのは苦手だそうです。

都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」
都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」

水に入る鳥・

漢字では「水に入る鳥」を意味する和製漢字で「鳰」と書き、「にほどり」と呼ばれていた。
滋賀県の琵琶湖には昔からカイツブリが多くいたことから、「鳰海(にほのうみ)」と呼ばれていたそうです。

時折水に飛び込むしぐさをします。

都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」の飛び込むしぐさ
都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」の飛び込むしぐさ

潜水が得意

潜水が得意で、水に潜って小魚やエビ類を獲ったり、水草付近の昆虫を食べたりするそうです。15秒以上も水に潜っていることもあるとか.。。

都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」
都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」

子育てとおんぶ

カイツブリは、雌雄の仲もよく、子育てを協力するようです。
卵も交代で温めると聞きます。
そしてヒナを「おんぶ」することでも有名だそうです。
是非カイツブリの子育て・おんぶを見たいです。
4~12月に1回に4~6個の卵を年に1-3回に分けて産むそうです。

はじめは気にも留めていなかったかいつぶりですが、とても魅力的な鳥に思えてきました。

都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」
都筑中央公園「かいつぶり(にほどり)」