睡蓮を描き続けたモネ
唐突ですが、著名な画家モネの話をさせてください。
有名な画家モネは日本文化に非常に傾倒していて、膨大な数の浮世絵をコレクションし、自宅の屋敷に日本風庭園には水を引き「水の庭」まで作り上げました。この水の庭に浮かぶ睡蓮が、晩年のモネのモチーフとなり、睡蓮の連作に没頭させました。睡蓮の絵は200点にも及ぶそうです。
実は、晩年、モネは、失明寸前の状態にあったらしいので
脳裏に焼き付いた睡蓮を描き続けたんでしょうね。
↑モネの絵(Wikipediaより)
私、油絵が好きなので、、少々絵について。。
一般的に絵の具は、パレットの上で色を混ぜると、鮮やかさを失ってしまいます。モネの絵は、絵の具の色のままを筆で塗っているように思います。
荒い筆遣いで塗った鮮やかな色が、少し離れて見ると色が混ざったように見え、鮮やかな葉や花の色で見えるというところです。
点描画が同じ原理だと思います。
↓実際のモネの庭(Wikipediaより)
せせらぎ公園の池の美しさ
突然、モネの話をしてしまいました。
思わずモネを思い出しましたわけとは…。
朝、せせらぎ公園に行き、睡蓮を見ました。
↑ 絵画のように美しいせせらぎ公園 ↓
初めてせせらぎ公園に行ったときは(15年位前)睡蓮の見事さに感動した記憶があります。
せせらぎ公園の池を中心に、季節の花が美しく咲き緑道「せきれいのみち」が縦断しています。
池の縁には古民家があり、周囲の景色は池に映り、美しい景色を楽しめます。野鳥も多く、5月ごろには鴨の親子も見ることが出来ます。
古代エジプトでは神聖な花なんだって、睡蓮は。
エジプトでは睡蓮は聖なる「太陽の花」
「睡蓮」という名の由来は、朝咲いて(起きて)夕刻しぼむ(眠る)から。
せせらぎ公園は四季折々の表情があることを知って、
すっかり、魅了されちゃった。
睡蓮の隙間に、コイやカルガモ、亀さんの姿を見ることができます。
だから、、水辺のベンチに座り、池を見ているだけで幸せ!
水辺の奥には、風情ある古民家もあり、様々なイベントも開催されています。
旧内野家の住宅で、江戸時代の建築だそうですよ。
朝の睡蓮、夕の睡蓮、時間によって変わっていく水面
モネは睡蓮の美しさに魅了されたんでしょうね。
モネを連れてきたいくらいです。
せせらぎ公園には、静かな時間が流れています。
アベイルの都筑区お散歩日記でした。