山崎公園の釣り人さん
都筑区中川にある山崎公園に時折出勤前に立ち寄ります。
山崎公園は池があり釣り解禁でいつも釣りをしている人の姿が見受けられます。
釣り人はいつも常連のようで、互いに仲良しで土曜の朝は公園内のお掃除をしたりして、まるで山崎公園の管理者のようです。
数日前、カメラを持った私に、その釣り人さんが声をかけてくれました。「カワセミが来てるよ!」
それからカワセミに会いたくて数日山崎公園に立ち寄る日々、ついに3日目、運よくカワセミに出会うことが出来ました。
カワセミを見つけたのは、これで3度目です。
翡翠と書いて
「飛ぶ宝石」って呼ばれます。宝石というのは羽根がエメラルド色だから。胸からお腹はオレンジ、くちばしの下と頬横は白。
この鮮やかな色合いの美しさに心惹かれる。
翡翠(ひすい)と書いてカワセミと読むんですから。。。
「飛ぶ宝石」「川辺の宝石」「清流の宝石」等々の形容があります。「宝石」とははカワセミの緑色(エメラルド・グリーン)の羽根の色に似ているところから「翡翠」と書きます。スズメ大。
ダイビング
チチッと鳴きます。
池の中に凄い勢いでダイビングして餌をとります。もう、写真が撮れないほどの勢い。(笑)
小魚をめがけてのダイブビング。
そのためにくちばしが長いのかなぁ。
全長の1/3くらいあるくちばし。
オスが黒いくちばし。メスは赤。
カワセミの求愛
そうそう、素敵な話を聞きました。
カワセミの雄はは繁殖期、魚を採って雌に差し出し、プロポーズ(求愛)するんですって。一度でダメなら何度でも。
恋の成就のため涙ぐましい努力をするのだそうです。
魚は、人間でいうとバラの花束?エンゲージリング?
これを「求愛給餌(きゅうあいきゅうじ)」と呼ぶそうです。
これはモズなどほかの鳥にもみられる行為なんだそうです。
雌はこれを受け取るか否かは、求愛の受け入れたか否かなんだそうです。
そしてめでたくカップル成立!
人間の世界も鳥の世界も恋人を射止めるのは大変なんだねぇ!