閉じている?開いている?
ワインのガラスボトルを革で包んだイタリア製デキャンタです。
期待して購入したワインをグラスに注ぎ、口に含んだ瞬間、何だか渋くて美味しくないな。。なんて経験、ありますよね?
実はそのワインを、デキャンタに入れると美味しくなるかもしれないのです。これをデキャンタ―ジュと呼びます。
ワインは、熟成し飲み頃になってワインを抜栓しても、さらに時間をおき、ワインを開かせる必要があるのだそうです。
そのための容器が、デキャンタ。
ワインの香りが感じられない状態は「閉じている」というんだそうです。
ワインにみならず、日本酒だって、時間経過で開いてゆくのだそうです。
この、熟成度合いで、「開く」「閉じる」という表現、お酒は繊細な生きものって感じがしますね?
我が家に眠るデキャンタ
このデキャンタ、ずっと、前から我が家にあって。
亡母が油絵のモチーフとして、どこからか入手したのだと思います。
イタリア人が、情熱的に陽気にお酒を飲むシーンが目に浮かんできます。