- センター南駅のステーションピアノ
センター南駅1階通路にはステーションピアノがある。
名前はセン南ピアノ。(Sennan Piano)
2020年2月に設置されたそうで、その後コロナ禍で使用できない期間もあったけれど、今は自由に弾ける。。
10時から19時まで演奏可能です。両サイドにはSennan Pianoのロゴが刻まれています。美しい木目調の、優美な曲線の猫脚のピアノだ。
残念なことに私はピアノが弾けない。。。
もしもピアノが弾けたなら♪
思いのすべてを歌にして♪
きみに伝えることだろう♪
そんな歌があったっけ。。。。
- 世界に広がるストリートピアノ
ストリートピアノの発祥は20年程前(2003年)からイギリスが始まりと言われているようで、徐々に広まり、日本に置いては10数年程前(2011年)鹿児島駅前商店街に置かれたが始まり。世界60以上の都市に2000台近くのピアノが設置されているだろうと言われている。
ステーションピアノ、ストリートピアノ、空港ピアノ、街角ピアノなど、公共の場に設置され、誰でも自由に弾くことが出来る。
都庁にもあると聞く。その名は「都庁おもいでピアノ」
前衛芸術家 草間彌生さんがピアノ装飾したそう。。
ピアノの音色を通じて地域の人のコミュニティが生まれるといった意図を込めて設置されている。
- パリに見いだされたピアニスト
個人的には、ステーションピアノというと、映画「パリに見いだされたピアニスト」を思い出す。
警察に追われる不良青年が、ストリートピアノを弾いているところを、ある人が彼の才能を見いだし、ピアニストに育てようとする物語を描くフランスの映画。
雑踏の中、人々はピアノの音色に耳を傾けることなく行き交うが、一人呆然と立ち尽くし耳を傾ける国立音楽学院のディレクター。
世の中には、才能が有りながらも、ピアノを続けられなかったり、何らかの理由で断念したり、自身の才能に気づいてなかったりする人はいるだろう。
楽器のみならず、どのような世界にも埋もれた天才が存在するかもしれない。
セン南ピアノ、時折こんな光景も目にします。