ささのは公園のヤマボウシ 白い頭巾のお坊さん?それとも白い帽子の少女たち?

ささのは公園のヤマボウシ

一斉に天に向かって

 

ヤマボウシの花を見かけます。
ここは、ささのは公園(横浜市都筑区)。
公園奥に白い花が一斉に天に向かって咲いています。

ささのは公園
ささのは公園

ヤマボウシとハナミズキ

実はお花ではなくて総苞片といい、つぼみを包んでいた葉だそうです。

ヤマボウシが咲き乱れ
ヤマボウシが咲き乱れ

ハナミズキに似ていますが、ハナミズキは先の丸い総苞片ですが、ヤマボウシは先端が尖った総苞片を4枚広げています。

ハナミズキはアメリカンという感じがしますが、ヤマボウシは和風の木という気がしてしまいます。

単に名前の違いからなのか和風のお庭にもよく似合うイメージです。

近似種なんだそうです。ハナミズキは、別名アメリカヤマボウシですし。

ヤマボウシ
ヤマボウシ

本当のお花に注目!

冒頭で白い花と書いてしまいましたが、実はその中心にあるのが本当の花、黄緑色の小さな花が球状に集まっています。

お花が綺麗!真っ白な総苞片に目が行きそうですが、本当のお花に注目!

4枚の薄緑色の肉厚の花弁、4本の雄しべ、真ん中に雌しべ。

楚々として、可憐な花。ブーケのよう。

ヤマボウシ 本当の花
ヤマボウシ 本当の花

お坊さん?

ヤマボウシ(山法師)・・・なんだか日本のお坊さんのイメージの古い感じの名前ですね。

中央の丸い花の部分をお坊さん(山法師)の頭に見立て、4枚の白い総苞片を頭巾に見立ててつけられたそうです。

この花弁じゃない「総苞片」の白が、初夏の青い空に映え、まぶしいほど白くてさわやかで涼しげです。

 

白い帽子の少女みたい

初夏の空を仰いで咲く花。

私には白い帽子をかぶった少女たちが空を仰いでいるように見えます。

ヤマボウシ
ヤマボウシ

春には若葉が美しく、秋には赤い実がなり、秋も深くなると真っ赤に紅葉し、ヤマボウシは季節の変化を楽しめる木です。

 

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都筑民家園の紫蘭、白花紫蘭 清楚で高貴な花嫁さんのような花

紫蘭 大切な人に送りたい

大塚・歳勝土遺跡公園の横の都筑民家園に寄りました。

お庭に紫蘭(シラン)が咲いています。

蘭というと、華やかな胡蝶蘭をイメージしますが、この紫蘭はどちらかと言えば、華やかさが無く、楚々として、優しげで、なんとなく好きです。

スーッとした葉っぱの間から伸びた茎に、咲く小さな明るい紫の花「紫蘭(シラン)」

ズームするとやっぱり蘭の仲間って感じ。

唇弁のフリルの美しさに見入ってしまいます。

甘いのでしょうか? 蟻さんがたくさん寄ってきています。

紫蘭の花言葉は「変わらぬ愛」「美しい姿」「あなたを忘れない」。
紫蘭の花が控えめにうつむいて咲く姿から「美しい姿」という花言葉もつけられたそうです。
素敵な花言葉ばかりですね!
大切な人に贈りたい花。。

白花紫蘭 花嫁さんのよう

ちょっと離れたところに、これは白花紫蘭?

美しい野生ランのシランの変種、シロバナシラン(白花紫蘭)。

白いシラン・・・あまり見ない気がします。

本当に綺麗!!所々、うっすらパーブルが混ざっています。

清楚で、高貴です。やはり唇弁のフリルが花嫁さんを連想します!

蟻さんが蜜を吸いに来ています。

 

 

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街路樹トチノキ とんがり帽子のような紅い花!白い花!

ベニバナトチノキ

センター北駅周辺のベニバナトチノキ、今が見頃です。
トチノキはあのマロニエの近似種だそう。
なんと栃木県の県木。
毎年、ゴールデンウィークのころ、ちょうどツツジやサツキとほぼ同時に満開となります。
行き交う人の目を楽しませています。

街路樹

日本で一番多い街路樹は 1位イチョウ 2位 桜 3位ケヤキ 4位トウカエデ 5位ハナミズキなんだそうです。

きっとトチノキも何位にか入っているのではないかしら?


街路樹は、景観を美しくし、空気を綺麗にしてくれる役割もあるし、木陰を作ってくれますし、この頃、車が歩道に突っ込む事故が多いですけど、歩道を守る役割もありますよね?

そのため、街路樹の樹種の選択は、難しいのでしょうね。

街路樹にとっても、排気ガスを浴び、ビルが立ち並ぶなか、良い環境ではないですね。そういった状況に耐え得る樹種でないとね。

とんがり帽子のような

小さな紅色の花が円錐形に並び、天に向かって咲きます。
とんがり帽子のよう。

この紅色の花びらがとってもキレイです。蕾も紅色!

ヨツバコの裏側には、何故かこの1本だけ、白いトチノキがあります。

これも綺麗ですね!

ベニバナトチノキと違って、花びらが八重です。

花の芯に近い所は紅色があって、花びらぎっしり!

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絶景!横浜国際プールの光の階段に咲き誇る2万株のつつじ

横浜国際プール

「横浜国際プール」は横浜市都筑区の北部に位置していて、横浜市営の国際規格のプールです。1998年に竣工しました。

プールなどの水泳施設の他に屋内競技場や、テニスコートもあるようです。

一般の貸し出しも行っているようです。

北山田駅を降りて遊歩道を上り、長い階段の先が横浜国際プールです。

光の階段

300mほど歩きます。とても気持ちの良い道のりです。
その道のりはほぼ「光の階段」と呼ばれる長い階段を上ります。

どうして光の階段??と思いますが、恐らく南斜面に位置していて光を遮るものがなく、晴れた日は太陽燦燦!

ツツジ

「光の階段」横の斜面にはツツジが2万株植えこまれていて、この日も、つつじの選定の業者さんが作業をしていました。↓

4月下旬から5月にかけて、ちょうどゴールデンウィーク頃は、つつじが満開!まぶしいほどの美しさ。ピンクの濃淡に白。。深い緑の葉が覆い隠すかのように満開!

通りかかって引き寄せられるように光の階段へ。。。

斜面全体をピンクや白に染め上げるように咲き誇るつつじの花に暫し見とれ、117段もある階段を苦にもならず上りました。

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山崎公園の藤の花 静かで品格のある華やいだ花

静と品格と華やぎ

山崎公園(横浜市都筑区中川)では、藤の花が見頃を迎えています。
池の水面に降る様に咲く藤の花は圧巻です。
静かな…というのは相応かどうかわかりませんが、藤の花は「静」と「品格」と「華やぎ」を感じる花です。

藤の花と日本人

藤の花は、日本人には古く縁が深く、古事記、万葉集、枕草子では多くの歌に詠まれています。

日本には「藤」の字を使う名字が多いのも、古く日本人にとって縁ある植物であることの証ですよね?

かんざしにもフジの花を象ったものがありますね?

それから歌舞伎舞踊にも「藤娘」があります。

坂東玉三郎さん、中村七之助さんの藤娘

 

 

歌舞伎の藤娘は、実は藤の精という設定で、
意のままにならない男心を切々と嘆き踊ります。
このしなだれかかるように咲く藤の花は、女性の象徴なのでしょうね?
パープルの濃淡が、ホントに綺麗!

 

紫深き 水道の水に 染めて うれしきゆかりの色に~♪   と歌います。

私(作者)も、紫(江戸)の水に馴染んで、ご縁が深まった~の意味です。

私も、都筑の水に染まりました。笑

 

毛糸で作ったボンボンみたいなモッコウバラ 棘のない薔薇

モッコウバラが満開

当社の近くのとあるビルの壁に沿うように、黄色いモッコウバラが満開です。

優しい黄色がまぶしいほどきれいですね。

これでもかっとばかりに満開!所狭しと咲いています。

思わず「わぉ!」と叫んでしまいそうに、強く健やかにどっさり咲くバラというイメージが好きです。

棘の無いバラ

「バラの花には棘がある」・・・美しいものには危険な一面があるという諺です。

No rose without a thorn(棘の無いバラはない)というのが原文ですが、

モッコウバラは、棘の無いバラ。

バラの棘は、外的防御のためにあるというけど、モッコウバラはどうして棘が無いんでしょう?

毛糸のボンボンみたいな花

色は白と黄色があり、花弁は八重と一重とあります。

でも何と言っても私はこの八重の黄色いモッコウバラが好き💙

理由?まるで、毛糸のボンボンで作った花のようだから。。。

皇室のお印?

知ってます?

このモッコウバラ、小室眞子様(眞子内親王)の「お印」だったんですって。

皇室の「お印」ってシンボルみたいなもの。

例えば美智子妃は「白樺」、愛子内親王は「ごようつつじ」というように、皇族の皆様は、お一人ずつそれぞれお印と呼ばれる微章、御印章を持っておられるそうです

確かに眞子内親王のような雰囲気のお花です。
花言葉は「純潔」「初恋」「素朴な美」「あなたにふさわしい人」。
やはり眞子様のお印にふさわしい。

 

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鳥たちも花たちも、春の日差しの中で心地良く「のたりのたりかな」

八分咲き

徳生公園にも春が来ました。

池のほとりの大きな桜の木ももう八分咲き。一番美しい時期。

徳生公園の桜
徳生公園の桜

数日前に雪が降りましたが、今日は暖かく薄手のコートでOKです。

徳生公園の桜
徳生公園の桜

桜の花は、どうしてもこんなに日本人の心や魂に訴えかける花なんでしょう?

開花を日々待ち望み、散るのを惜しむ。

美しさとはかなさ。

 

徳生公園の桜
徳生公園の桜

 

 

徳生公園の桜
徳生公園の桜

キンクロハジロ

池でも心なしか鴨たちが自由にのびのびと泳いでいます。

キンクロハジロ・・・頭の後ろのちょんまげが可愛い鴨です。

このキンクロハジロは、この付近では徳生公園以外では見かけません。

冬鳥なのでそろそろ帰ってしまうのかしら?

徳生公園のキンクロハジロ
徳生公園のキンクロハジロ

かっこいい川鵜

この徳生公園にはよく黒い川鵜(カワウ)がいます。留鳥です。

後頭部の羽が立っていて、モヒカンみたいで、超かっこいいです!

嘴の根元が黄色いです。

繁殖期になると頭などの羽の色が変化するようです。

次回は、繁殖期のカワウを見てみたいです。

春の日差しを浴びて心なしかゆったりのんびりしています。

徳生公園のカワウ
徳生公園のカワウ
徳生公園のカワウ
徳生公園のカワウ

時折、嘴を後ろの羽の中に埋めるポーズをします。

これは暖を取っているのかな?

徳生公園のカワウ
徳生公園のカワウ
徳生公園のカワウ
徳生公園のカワウ

ハクセキレイ

足元では、これはハクセキレイの雛でしょうか?
地面でぴょこぴょこ餌を探しています。
徳生公園のハクセキレイ雛
徳生公園のハクセキレイ雛

ミミズみたいなのを口にくわえています!

徳生公園のハクセキレイ雛
徳生公園のハクセキレイ雛

春の海ひねもすのたちのたりかな

与謝蕪村が詠んだ句。

まどろむような海の情景が目の前に浮かびますね。
柔らかな日ざしのなか、波穏やかな景色が広がっているのでしょうね。
うとうとと気持ちよく眠りを誘うような風景です。
今日の徳生公園がそんな光景です。

水ぬるむ頃、鳥たちも、花たちも、ゆったりした時間の中で心地良いひと時を過ごしているようです。

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桜の開花日を予想する!400度の法則、600度の法則をご存じですか?

さくらんぼ公園の桜

春が近づいてきましたね、そろそろ桜が咲き始める季節桜をみてはまだかなまだかな。
いつも一足早く、桜が咲きだす、都筑区牛久保東のさくらんぼ公園に行ってみました
ここのところ、ぱっとしないお天気なのが残念ですが。。

はかない花と美学

お花見は日本人にとって、はるか昔から、特別な存在です。
古今和歌集で在原業平が「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」なんて読んでいるくらいですから。。
春の季節は、昔から、桜がいつ開くのか、そしていつ散るのか・・・と、人々は心騒ぐ想いだったのでしょう。
はかなく散りゆく花に心惹かれるのは日本人の美学です。

600度の法則

ところで、600度の法則というのを、ご存知でしょうか?
600度の法則とは、「21日以降の毎日の最高気温を足していき、その累計値が600度を超えた日に桜が開花する」という法則のこと。
これ、すごい法則ですよね!

400度の法則

これにプラスしてもう一つ、400度の法則というのもあります
21日以降の毎日の平均気温を足していき、その累計値が400度を超えた日に桜が開花する」

これは、ぜひとも真価のほどを試してみたいものです。

会社や、お友達で、お花見の会を予定しても、咲かなかったなんて言うこともありますからね。

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徳生公園「鴨の水かき」結果を出す人は人知れず努力しているはず・・

気持ちよさげだけど

徳生公園の鴨さんです。

ちょっと春めいた陽ざしのなか、のんびりと気持ちよさげに泳いでいます。

泳ぐと水面にはきれいな小波が。。。

 

 

 

 

鴨の水かき

ことわざに「鴨の水かき」というのがあります。

気持ちよさそうに泳いでいる鴨も、水面下では水かきを絶えず動かしていることから、人はそれぞれ計り知れない苦労があるものだという意味です。

「ただ見れば 何の苦もなき水鳥の 足に暇なきわが思いかな」
天下の副将軍、水戸黄門で有名な、水戸光圀の歌です。

鴨のように生きたい

昔から、私は努力をしないとダメな方で、努力してやっと人並み。

いつも努力を見せずとも、効率よく成果を出せる人をスマートでかっこいいといつも思ってしまいます。
涼しい顔で結果を出している人も、人知れず努力をしているんだと思います。

私もそうありたいと願うのですが、ジタバタアクセクがどうしても表に表れてしまいます。笑

鴨のように生きたいもんだ。

しょうがないね?

自分の持ち味と考えて、ジタバタ頑張っていきます!

 

 

都筑民家園に春の訪れ・昔「菜の花さん」と呼ばれた記憶

都筑民家園に春の訪れ  菜の花と呼ばれた記憶

都筑民家園に春の訪れ

都筑民家園のお庭に菜の花が咲いていました。

菜の花の黄色は冬景色を一変させてしまう色ですね。

菜の花の黄色は、厳しい寒さをふわっと忘れさせ、春の訪れを告げる。

都筑民家園の菜の花
都筑民家園の菜の花

黄色い花はたくさんあり、夏の向日葵も黄色の美しい花です。

向日葵の太陽に負けないくらいの強い黄色とは違って、菜の花の黄色は春の陽ざしに溶け込むような優しい色です。

菜の花さん?

遥か昔、高校生の頃、クラスメイトと「お花に例えたら何の花?遊び」をしていたら、私は「菜の花さん」と呼ばれた記憶がよみがえった。
さらに小さなころ、家には(自給自足のための)畑があって、菜の花は私にとって「菜っ葉の花」だった。

「菜っ葉の花」より「薔薇」や「百合」と呼ばれたいと感じた思い出。笑

友人たちはどういう視点で私を菜の花と呼んだのか、今となっては知るすべもないが。。。

都筑民家園の菜の花
都筑民家園の菜の花


そんな人になりたい

でも今なら率直に嬉しく受け止められるかもしれない。

菜の花のイメージは、華やかではないけど、暗くはない。冷たくもない。
明るいし温かいし優しい花だもの・・・。
今なら、私は「ほんのり温かく優しく包み込むような、麗らかな春の陽ざしのような、菜の花のような、そんな人になりたい」って言える。