花の寺、正覚寺の紫陽花は今真っ盛り 雨の日を彩る美しさ

花の寺、正覚寺の紫陽花は今真っ盛り 雨の日を彩る美しさ

雨が好き

今日は朝から雨。。しとしと降る雨が大好き。
「しとしと」音は心を静かにしてくれますし、余計な音も吸収してくれるような気がします。
私は6月生まれですし、雨は屋根も庭も草木も、、、何もかも洗い流してくれそうで好き。
ただ一つ、私のやっとの思いで毎日ドライヤーで伸ばしてくるくせ毛がその甲斐なく、クリクリ、モヤモヤになる点を除けば。。。笑

花の寺正覚寺の紫陽花
花の寺正覚寺の紫陽花

花の寺正覚寺の紫陽花

通勤途中に正覚寺さんに寄りました。雨の紫陽花が見たくて。

花の寺正覚寺の菖蒲
花の寺正覚寺の菖蒲

お寺に紫陽花って合いますね。
正覚寺さんは花の寺としても有名で、6月は菖蒲と紫陽花が真っ盛り。 見頃の時期です。

嬉しいことにこの時期菖蒲も見頃です。

お寺の境内の左奥の山肌を埋め尽くすような紫陽花は圧巻です。

花の寺正覚寺の紫陽花
花の寺正覚寺の紫陽花

ほ~ら、紫陽花には雨がよく似合う。。。

花の寺正覚寺の紫陽花
花の寺正覚寺の紫陽花

 

花の寺正覚寺の紫陽花
花の寺正覚寺の紫陽花

ことに白い紫陽花が清楚で好きです。

花の寺正覚寺の紫陽花
花の寺正覚寺の紫陽花

正覚寺山門

花の寺正覚寺
花の寺正覚寺

お地蔵様

花の寺正覚寺のお地蔵さん
花の寺正覚寺のお地蔵さん

右手に7体のお地蔵様が迎えてくれます。

花の寺正覚寺の石仏
花の寺正覚寺の石仏

そして左手に7体の様々な石仏様。

鐘楼堂

正覚寺鐘楼堂
正覚寺鐘楼堂

大晦日には鐘を突けるそうです。
大晦日に鐘を突いたら良い年が迎えられそうですね。

阿弥陀堂(納骨堂)

正覚寺阿弥陀堂
正覚寺阿弥陀堂

安土桃山時代に開山

こちら正覚寺は、神奈川県横浜市都筑区にある天台宗の寺院です。
正式名は「長窪山総泰院正覺寺」。
文禄二年(1593年)=安土桃山時代、僧快栄上人の開いたお寺です。
文化年中に焼失し文化八年に再建。関東大震災で半壊し、大正十四年に修復。

只今本堂が建て替え中で仮本堂が建っています。
200年ぶりの建て替えで2024年から3年かけての工事だそうです。

仮本堂

正覚寺仮本堂
正覚寺仮本堂

十三参り

本尊は「虚空蔵菩薩」で、大日如来の福智の二徳をつかさどっている仏様です。
福智とは、福徳と智慧(善行による福徳と、悟りのための智慧)。
「智恵を授かる仏さま」なのですね。
十三参りとは13歳になった男女が、虚空蔵菩薩にお参りする習わしです。
昔は、数えの13歳は大人の仲間入りだったそうです。

ちなみに建て替え中「虚空蔵菩薩」は仮本堂に移設してあるようです。

大鷲神社

山王山大鷲神社
山王山大鷲神社

境内には、山王山大鷲神社、大鷲大明神が合わせて祀られています。

 

天台宗長窪山「正覚寺」
所在:神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎東3-12-1
開門:9:00-17:00
アクセス:横浜市営地下鉄センター南駅から徒歩5分
公式HP:正覚寺

釣鐘のある『山田神社』 300mにも及ぶ参道をひたすら登って神域へ

釣鐘のある『山田神社』 300mにも及ぶ参道をひたすら登って神域へ

近隣の神社14社を合祀して成立

横浜市都筑区南山田町にある山田神社をご存知ですか?

明治43年に、近郊の村社である村社神明神社、無格社諏訪神社、同八幡神社2社、同熱田神社、同稲荷神社七社、同菅神社、同熊野神社、同子聖神社を妙見社に合祀して、山田神社ととして成立したそうです。
その時代、神社の継続的経営を確立させる目的で、この神社合祀が全国的に行われたようです。察するにこれは大変な政策だったと思います。

300mの参道

神社の入り口に、こんなお地蔵さん6体並んでいます。

中原街道から斜めに入る形で、大きな鳥居をくぐると社殿への300mもある参道がまっすぐ続いています。

まず階段70段ほどを上ると一対の狛犬。
「神徳(神様の功徳)」「潤洽(潤うこと)」の文字がそれぞれに刻まれています。

落ち葉を踏む音を聞きながら、更に上ると二の鳥居。
木漏れ日浴びながら、三の鳥居。

参道の意味

こんなに高くに来ました。ふぅ! 眺望がすばらしい!
そして四の鳥居を過ぎると、干支の石像など多く置かれています。
 
長い参道には意味があるようです。

本堂という神域に至るまで、暫く歩くことで心を切り替えることができます。
歩くひと時、日常から離れ、心を静め、慎み深く、自己と向き合う時間。

そして参道の真ん中は神様の通り道。参拝者は、端を歩くのが正しいそうです。

とうとう五の鳥居です。奥に社殿が…。

社殿

その奥に社殿があります。本殿を守る一対の狛犬。
長い階段を上り、参道を歩き、神域に来たという有難い感じがします。
本殿の覆殿の中には竜や鳳凰などの彫刻が施されているそうで、市の有形文化財に指定されているそうです。
この本殿は横浜市歴史的建造物に登録されるされているそうです。
中は見れませんでしたが、社殿の向拝柱にも丸彫の龍が施されています。↑

手水舎があります。

銘木古木に指定されている木が8本のもあるようです。

神社に梵鐘?

なんと境内には梵鐘(釣鐘)がありました。
鐘はお寺でしょう??
神社なのに鐘??と驚きましたが・・・
江戸時代の終わりまで 神仏合祀が普通だったらしく、その時代の名残りだそうです。
そのころまでは、妙見社のように神仏習合の神社に釣鐘があることは珍しくなかったらしいのです。
鐘は突けないようになっておりますが、お正月には一般の参拝者が突けるそうです。初詣には、是非!

神蛇を祀る神池

社殿の北側にもう一つ小さな参道があります。


帰りはこちらの参道を下ってみたいと思います。

中腹付近に「神池道」の碑が出てきました。
門の奥へと進んでいくと榊と御神水が供えられています。

池の跡らしきものがあります。
干上がっていて湧き水はありません。
ここは、諏訪神社の神蛇 (しんじゃ)を祀るための神池だったそうです。
そうそう、五の鳥居の近くに、亀の石像が祀られていました。↓


明治時代、その頃は水が豊富に湧き出て、亀が住み着き、亀が神の御使いとされた信仰があったようです。

また、蛇にまつわる伝承もあります。
諏訪神社の神蛇 (しんじゃ)を祀るための神池だそうです。

 

 山田神社
 所在地 横浜市都筑区南山田町3795
 市営地下鉄「東山田」下車10分、バス「宮の下」下車すぐ

山田神社はたくさんの鳥居をくぐり、まっすぐ、ひたすらまっすぐ、
神様のもとに上るかのように階段を上り、
生い茂った木々に抱かれるように
参道を歩き本殿まで歩く道のりは、のどかでとても気持ち良いです。
素晴らしい神社でした。
七月には地域の子供たちが参加して山田神社を起点に「虫送り」の行事が行われているそうです。
来年は「虫送り」体験したいな!

 

のちめ不動尊・どこのどなたがどこのお山から運んできたの?

のちめ不動尊・どこのどなたがどこのお山から運んできたの?

お不動様を背負う

「旧中原街道」と「県道102号線(荏田綱島線)」が交わるところが、
『のちめ不動前』の交差点。
『旧中原街道』に入り120mほど進むと左手に石段の下にある石碑にがみえてきます。

のちめ不動尊20段ほどの階段を上りますと本堂があります。

のちめ不動尊は、今から約155年前・1864年(明治3年)天災があり、のちめの住人が八王子の山の上からお不動様を背負い、この地に勧誘したそうです。お不動様を背負う運輸の手段が時代を反映していることもあるが、強い信仰心を感じます.

どこのどなたが?どこのお山から?

どこのどなたが、八王子のどこのお山から運んできたのでしょうか?
天災から不動様を守るために運んできたのでしょうか?
それとも、不動様を信仰崇拝する一心で運んできてしまったのでしょうか?
「のちめ」を守ってほしかったのでしょうか?
考えてみれはすごいお話ですね?

ご本尊様の怒りの形相

ご本尊は不動明王像で、この像は口伝によると甲州武田家の守り神であった由緒あるものだそうです。炎を背負っているのでしょうか?拝みたいです!

『霊験あらたかな不動様の顔は怒りの相を現して右手に降摩の剣を左手にはひもなわを持って火災を背にして石の上に立っており悪魔煩悩(心や身体を悩ます一切のまよい)を降服させてくだされております』と石碑文。。

本尊様を拝ませていただきたいものです。
きっと炎を背にすごい形相なんでしょう!

のちめ不動尊

 

のちめ不動尊

おびんずる様のご加護で…

本堂左側には、お釈迦様のお弟子さんのお賓頭(おびんずる)様が祀られています。↓

のちめ不動尊

このお賓頭盧様のお話、聞いたことがあります。
お賓頭盧(おびんずる)様は、お釈迦さまのお弟子の一人で、神通力にすぐれていたそうですこの像をなぜて、自分の病気の場所をなぜると治ると伝わっているそうです。
昔この地域で疫病が流行したにもかかわらず、不動さんの御加護で、講中(同一の信仰を持つ人々による結社)からは死者が出なかったという言い伝えも残っています。

のちめ不動尊の由緒が書かれた石標↓

「この不動尊は今から約130年前の文久2年(1864)、のちめの住人が八王子からお不動様を背負ってこの地に祀り、七世代にわたり地域の守り神として護持されて来ました。昔は山の上に鎮座されていましたが、天災の為現在の場所に安置さ れました。この間数回の改築補修がなされましたが、平成元年暮れに二メ・城山講中全員の発意により再建することになりました。平成3年3月多額の浄財をいただき造成工事、本堂の建設、仏像仏 具の修復等予定通り順調に進み同年10月下旬落慶法要を行いました。霊験あらたかなお不動様のお顔は怒りの相を現して右手に降摩の剣を左手には、ひもなわを持って火炎を背にして石の上に立っており悪魔煩悩(心や身体をなやます一切のまよい)を降服させて下さいます。また、本堂左側にはお釈迦様のお弟子さんのお賓頭様が祀られております。この像をなぜて病気の場所をなぜると病気が治ると言い伝えられています。今から約80数年前(明治末期から大正初期)、この地域に疫病が蔓延し多くの人々が亡くなりましたが、この講中からはお不動様の御加護により死者がなかったと言い伝えられています。毎年7月27日(前夜祭)には地域の住民が全員集まり1年の無事と幸せを祈願しています。崇敬者の皆様に末永くお不動様の御加護がありますよう御祈念いたします。平成六年十二月吉日建之

のちめ不動尊

これは、のちめ不動尊の修理の落成の碑でしょうか?↓
「のちめ不動 御法落慶 天高し」そして「群盲十三世 和夫 平成三年十月吉日」とあります。

のちめ不動尊の「のちめ」は昔のこの地域の名称のようです。

のちめ不動尊
横浜市都筑区東山田町1156
境内に本堂を囲むように数本、桜が植えられてい ます。
春には美しい花を咲かせるでしょう!
因みに「のちめ」は漢字で「二〆」と書きます。
二〆は紙などを数える単位で一〆が2000枚だから4000枚のこと。
のちめ不動尊の名称の由来が知りたいなぁ

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杉山神社とおみくじ・梅の木に結んで「神様とご縁を結んでみる」

たくさんの杉山神社

杉山神社は横浜市に数多く点在しています。

お祭神も神社により様々。

いつか杉山神社巡りをして比較してみたら興味深いかもしれません。

大棚中川杉山神社

今日ご紹介は、横浜市都筑区のセンター北駅の西側に鎮座する大棚中川杉山神社です。


建立: 大正十五年10(1926)

杉山神社
杉山神社
杉山神社の鳥居
杉山神社の鳥居




 阿の狛犬珠持ち
杉山神社の狛犬
杉山神社の狛犬
吽の狛犬子持ち
杉山神社の狛犬
杉山神社の狛犬



拝殿

杉山神社の拝殿
杉山神社の拝殿

梅の木のおみくじ

敷地内には象徴となるような大きな木はありませんが、拝殿横の梅の木が満開です。

杉山神社の拝殿横の梅の木
杉山神社の拝殿横の梅の木

おみくじがたくさん結ばれています。

杉山神社の拝殿横の梅の木
杉山神社の拝殿横の梅の木

おみくじで凶がでたら、「運を転じる意味で」と木の枝に結ぶようになりました。

でも吉が出ても結ぶ人も多いです。

持ち帰っても、粗末に扱ってしまってはいけないですしね。

それに「結ぶ」という言葉は、「神様とのご縁を結ぶ」など神社では縁起の良い言葉とされています。

杉山神社の拝殿横の梅の木
杉山神社の拝殿横の梅の木

こうして満開の梅の花ときゅっと結ばれたおみくじ。

私も初詣で必ずおみくじを引きます。

ことに杉山神社のおみくじはよく当たるそうです。

おみくじは吉凶判断もありますが、゛おみくじに書かれた言葉を今の生活の指針にしてみる”くらいに考えます。

お正月に凶がでたらちょっとショックではありますが、
こうして梅の木に結んで「神様とご縁を結んでみる」・・・これは素敵なことです。

 

花の寺正覚寺の大きなゆずの木・「柚子」の花言葉は恋のため息?

正覚寺

花の寺

神社仏閣に行くと、なぜか心が洗われ、静まる気がします。

こちら都筑区のセンター南駅より少し歩いたところにある正覚寺さん(都筑区)は、梅、さつき、スイレン、紫陽花、菖蒲など季節の折々、色とりどりの花が咲き乱れます。

花の寺と呼ばれています。

そういったこともあり、(檀家でもないのですが)よく行きます。

いつもゆったり時間が流れていて心癒されます。

都筑区正覚寺
都筑区正覚寺

大きなゆずの木

お寺の境内には大きなゆずの木があり、この時期には、たくさんの柚子がなっています。

ほうら、見事でしょう??

都筑区正覚寺の大きな柚子の木
都筑区正覚寺の大きな柚子の木

柚子の実は日本人にとっては特別に思い入れのある柑橘だと思います。

柚子の香りは、和食文化にもなくてはならないですし、冬至のゆず湯は日本の伝統です。

都筑区正覚寺の柚子の実
都筑区正覚寺の柚子の実

ゴツゴツが良い柚子

柚子の実は、他の柑橘に比較して、ゴツゴツしています。

ゴツゴツして皮がかたそうなのが、いい柚子なんだそうです。

都筑区正覚寺の柚子の実
都筑区正覚寺の柚子の実

花言葉は「恋のため息」

柚子の花は夏に咲きますが、花言葉は「汚れなき人」「健康美」そしてなんと「恋のため息」

恋のため息。。。なんと爽やかな香り高いため息でしょう?ふ~っ!

柚子の花の香りは、爽やかな甘い香りです。

恋のため息はそんな柚子花の香りに似て、幸せで、せつない、胸キュンキュンのため息です。

ちなみにこんな花!↓

柚子の花
柚子の花

 

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都筑区心行寺の水琴窟 耳を傾けてください♪水滴の共鳴音

心行寺の紅葉

今日は都筑区の心行寺に来ています。

実はわが家のお墓はここにあり、お墓参りに。

このお寺は秋のもみじがとてもきれいです。

門から本堂までの道すがら、上を見上げて、その美しさにため息をついてしまいます。

水琴窟

このお寺には、水琴窟があります。
ご存知でしょうか?
水琴窟は、手水鉢の近くの地中に「甕(かめ)」を埋め、水滴音を共鳴させてその音を楽しむ、日本庭園文化の一つです。
こんな感じです。(wikipediaから抜粋)

手水鉢には、もみじが浮かび、なんてきれいなんでしょう!

400年前からあるようで、「音遊び」として楽しまれてきたようです。
綺麗な音がします。美味く動画が撮れませんでしたがUPします。
手を清めた際に、清浄な音が響く。
水滴がつくりだす、1~2秒のかすかな音、「余韻の美学」 ですね。
日本の文化は、こういった見えないところに、存在する奥ゆかしさ、派手ではなく楚々とした小さな音色、心を清められるような美しさを感じます。
心で聞きましょう。

6月に音連れたときには、紫陽花の手水鉢になっていました。
風流ですね!

センター南「心行寺」で紅葉狩り 紅葉を狩るというのはなぜ?

心行寺のもみじ

センター南「心行寺」

ここは都筑区のセンター南駅にほど近い心行寺

浄土宗のお寺です。

春の桜も美しいのですが、秋は紅葉がことに美しい。

心行寺
心行寺

日本の紅葉

 

美しく紅葉するには、天気や朝晩の寒暖差などが大きな要素のようです。

紅葉は世界中で見られるのかと思ったら、見られる国は、世界中でごく一部なんだそうです。

日本の紅葉は海外に比べ、樹木の種類も多そうです。

ことに凛とした日本家屋の造形美と紅葉のおりなす美しさ。

心行寺のもみじ
心行寺のもみじ

地球温暖化が進み、異常気象も多くみられるこの頃ですが、異常気象も紅葉に大きく影響するようです。
実際、紅葉の変化がみられているのは、日本のみならず世界で起きているそうです。
朝晩、日中の、寒暖差が、紅葉の美しさに大きく影響するようです。

紅葉というのは、デリケートな条件の上に成り立っているのですね。

石段のもみじ
石段のもみじ
世界中でも日本の紅葉は稀と言っていいくらいの美しさで、外国からも高い評価を得てきたようです。
なんとか、美しい紅葉を維持したいものです。
ハラッと落ちたもみじの葉、ハッとする美しさです。

紅葉狩りという言葉

どうして紅葉を「鑑賞する」のに「狩り」なんでしょう?
もともと平安時代の貴族の間では、紅葉を見物しながら宴を開き、その美しさを和歌に詠む遊び「紅葉合」が流行したそうです。その後、徐々に庶民にも広がり、季節行事として定着していったのです。
「美しい紅葉を、自分の脳裏に留める。」・・・わが物にしてしまうという感性からきた言葉でしょうか?日本語の奥深さを感じます。

 

手水舎にはらりと落ちるもみじ
手水舎にはらりと落ちるもみじ

 

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『牛久保総鎮守・天照皇大神』と手水舎の龍の爪の数

牛久保の総鎮守様

センター北駅より北に10分ほど歩いたところに、天照請皇大神があります。
こじんまりとした綺麗な鎮守様です。
牛久保総鎮守 天照皇大神
鳥居をくぐり

牛久保総鎮守 天照皇大神

本殿

牛久保総鎮守 天照皇大神

まだ、何もかも新しいと思ったら、港北ニュータウン造成事業で(平成1010月)近隣(請地)高台からこちらに移転してきた牛久保総鎮守様です。
秋には、お祭りがあるようです。

狛犬

向かって左の狛犬は左前足で子供を抑えています
牛久保総鎮守 天照皇大神
誰かがミニカーを置いていますね。。
右は本来獅子だそうで、口を開けています。足元は手毬。

牛久保総鎮守 天照皇大神

これは移転してきた古い手水の盥盤(くわんばん)でしょう?
牛久保総鎮守 天照皇大神

手水舎の龍神様

これは手水舎(てみずや・ちょうや)です。
龍の口からお水が出るようになっています。

神様に会う前に身を清めるためにある手水舎。

そう考えるととても大事なもの。

出水口は龍を模ったものをよく見かけますね。

こちらの天照皇大神様にも、なかなか立派な表情をした龍神様。

龍神様は、雲や雨を司る水の神様なのだそうです。

牛久保総鎮守 天照皇大神

牛久保総鎮守・天照皇大神(てんしょうこうたいじん)
神奈川県横浜市都筑区牛久保西1-15-1
祭神:天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)
最寄り駅:センター北
手水口には蛙や亀があったりします
珍しい手水口もあるようです
龍の爪も日本では三つで
古く中国では五つの爪の龍が天子の象徴だったようなので
全てに色々な意味が込められていて
興味深いですね!
日本にもきっとある?五つ爪探したい。。。?
これからは龍を見たら爪を数えます。

センター南「咳の神オシャモジ様」は民間信仰の神様

都筑中央公園の北側に

都筑区の最大規模の公園「都筑中央公園」の北側、境田口を出た道路沿いに「オシャモジ様」があります。(茅ケ崎中央60)

樹が茂っていて通り過ぎてしまいます(笑)

茅ヶ崎町から移転してきたと聞きます。
お隣の民家で管理をしているそうです。

病い治癒・・切なる祈り

数段の階段の途中に、立て看板があり、字が薄くて読みにくいのですが、何とか下記の記載を確認しました。

咳の神 社宮司社 俗称「おしゃもじさま」である。風邪・喘息・百日咳などで咳に悩む人がこの社に上げてあるおしゃもじを持って帰り、喉を撫でると効き目があると言われる。快復すると今度は二本にしてお礼する。この神は社宮司、社宮神、遮寓璽、杓子、舎句子、石護神、赤口神などと色々に書かれている神である。社宮司は音が杓子と似ているので「しゃもじ」に転じたので、このような様々な字で表現されているものであろう。社宮司社は武蔵国を東限とし尾張・伊勢・飛騨の各国を西限とする地域に分布し、武蔵・相模の両国には四十社に近い数が見られた。御社宮司の祭は諏訪大社の重要な行事とされていることから知られるように、信濃国の諏訪大社の信仰圏内にこの神が分布している。

おしゃもじさまは、医療も行きわたらない昔、そのご利益を伝え聞いた人々が、病気の平癒を祈願した民間信仰の神様だそうです。
祠(ほこら)に奉納してあるしゃもじを借りてきてご飯をよそい食べさせると子どもの咳が治るといわれており、治るとお礼に新しいしゃもじを添えてお返しするので多くのしゃもじが奉納されました。
神奈川県には「オシャモジ様」が多く存在するようです。
戦前は奉納されたオシャモジが山をなしたようです。

オシャモジ様社には南京錠がされていますが、中に十数本のオシャモジが並んでいるのが見えました。↓

日本では「八百万の神(やおよろずのかみ)」といわれるように、たくさんの神様が信仰され、病い治癒をはじめ家内安全、縁結び、商売繁盛、豊作など、神様は日本人の生活にも深く溶け込んでいます。
いわば民間信仰は、人々が生きていく上での切実な祈りです。


絵本にも「よこはまのおしゃもじさま」があるそうです。
・・・むかしむかし、お医者さんやクスリがなかった頃のお話です。病気にかかったわが子を治すため、人々は「おしゃもじさま」にお参りをしたのです。・・・というお話。
歴史博物館の学芸員さんが作った絵本だそうです。

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茅ヶ崎・杉山神社 良き道辿れば良き里あり 港北ニュータウン発祥の地

杉山神社の本社

都筑区最大の公園「都筑中央公園」の東側に神社「茅ヶ崎杉山神社」があります。
ここは、たくさんある杉山神社の本社として権威ある4社のうちの一つと聞きます。

一の鳥居

まず一の鳥居があります。

近くに大きなイチョウの木があります。


足元に銀杏が落ちています。

一の鳥居の前には、こんな碑が。
「良き道辿れば 良き里あり 港北ニュータウン発祥の地」

地域が良いプロセスをたどり努力を重ねれば、良いふるさととなります…という意でしょう。
港北ニュータウンは今や住む人々にとって最高の「良き里」になりました。
そして将来、今の子供たちにとっても、素晴らしく良き里になるに違いありません。

神社合祀記念碑

「神社合祀記念碑」
その裏に由緒が書かれています。
「天武天皇白鳳3年に安房神社神主の忌部勝麿呂が御神託によって、武蔵国の杉山の岡に高御座巣日太命・天日和志命・由布津主命の三柱を祀った「杉山神社」とした」のが由来・・・らしいです。

現在の祭神は「天照大神」ですので、今とは違っていたのですね。

二の鳥居

長い60段の石段の途中に二の鳥居があります。
二の鳥居は、朱塗り鳥居です。

境内

ちょっと息切れしながら(笑) 石段を上り詰めると、境内です。
左手に手水舎があります。手を清めます。


正面に拝殿があります。
社祭神は、高御座巣日太命(高御産日命)・天日和志命(天日鷲命)・由布津主命(阿八別彦命)

左手手水舎奥に、稲荷さんの鳥居があります。

鳥居の奥に一対のキツネが鎮座しています。

キツネは神様のお使いだそうです。
お顔は目が耳の方までつりあがり、ちょっとけわしい表情です。

神社の石段60段

急な階段60段です。
どうして神社仏閣には石段があるのでしょう??

一段一段 石段を登って、邪念を捨てて無心になり、清められ、お寺に辿り着き、御仏に手を合わせる。
心の準備の石段かしら。
そんなことを考えながら石段を下ると、手すりにつかまって登るおばあさまとすれ違いました。

茅ヶ崎杉山神社は、こじんまりとしていますが、都筑中央公園という豊かな自然に抱かれた神社です。
凛とした、清しい空気が流れています。

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