都筑中央公園の睡蓮とトンボ 子供たちの力を信じて 

都筑中央公園

睡蓮

都筑中央公園にふらりと寄りました。

池には睡蓮が美しく咲いていました。

都筑中央公園の睡蓮
都筑中央公園の睡蓮

泥の中から咲くのに、どうして汚れ一つなくこうも美しいのでしょう?

都筑中央公園の睡蓮
都筑中央公園の睡蓮

赤とんぼ

水面を行き交うのはトンボ。

こんなに早い時期から赤とんぼ。

都筑中央公園の赤とんぼ
都筑中央公園の赤とんぼ

シオカラトンボ

それから、シオカラトンボ。

童謡「とんぼのめがね」

赤とんぼにシオカラトンボといえば童謡「とんぼのめがね」ですね?

とんぼの めがねは
水いろ めがね
青いおそらを
とんだから とんだから

とんぼの めがねは
ぴか ぴか めがね
おてんとさまを
みてたから みてたから

とんぼの めがねは
赤いろ めがね
夕焼け雲を
とんだから とんだから

都筑中央公園のシオカラトンボ
都筑中央公園のシオカラトンボ

この童謡は、シンプルな言葉のなかに優しさがあふれ、大好き。

本当にシオカラトンボって水色眼鏡・・って思うけど、この表現、なかなか浮かばないですよね?

戦後の子供たち

この歌は戦後の混乱した時代に作られた童謡のようです。

私も戦争は知らない世代ですが、この時代に生き抜いた人々はすごいと思います。

そしてこの時代に育った子供たちもすごいのです。

都筑中央公園の睡蓮
都筑中央公園の睡蓮

子供たちの楽しみや夢や希望を奪った戦争。

終戦を迎えたものの街は戦災孤児であふれ、物資も困窮し、闇市が横行したそうです。

この経済・社会の混乱期に、額賀誠志という医師(作詞家)が、日本人の飛躍と発展・・・子供たちがやがて大人になり国を建て直してくれるであろう力を信じ、作った歌だそう・・・。

この歌には、一言もそういった言葉が含まれてはいないけれど、深い深い平和への祈り、子供たちの力を信じる気持ちが込められているんですね。

蓮の花も然り、戦後の泥沼の中に咲く子供たちのよう。

都筑中央公園の睡蓮
都筑中央公園の睡蓮

そんなことを考えながら、池の周りを歩く、仕事前のひと時でした。

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山田富士公園にて・蓮の葉っぱと鴨の羽の共通点とは?

ロータス効果

山田富士公園の大きな蓮の葉っぱ。

今日のような雨の日は、葉っぱの上に水が溜まって、風にゆらゆらゆれるたびに、水がコロコロ転がって、池にチャポン!

それを見てるとなぜか癒やされます。
蓮の葉っぱには、目に見えない細かい凹凸があり、それが雨を弾くように支えているんだそうです。ロータス効果というそうです。
決して濡れない。
水虫や異物もコロコロ転がり落ちる。

鳥の羽の撥水

一方、近くの「ふじやとのみち」には、鴨さんが二羽。
羽根はやはり水を弾いて、雨が粒になっています。

これは、蓮とは違いますが、尻尾の近くから、油を出し、それを羽繕いしながら、全身に塗っているんですね。よく鳥さんが長い時間羽繕いしているのを見かけます。

清潔を保ち、寄生虫を寄せ付けないようにしたり、寒さから体温を守ったり、

いろいろな意味があるんですね。

羽繕いは命がけなんですね?

なんと賢い!コサギの「足揺らし」獲物捕獲法 大原みねみち公園にて

大原みねみち公園

今日はよく晴れ、気持ちのいい朝です。

大原みねみち公園に行きました。

亀は甲羅干しをし、静かな時間が流れます。

ふと、橋の向こうを見やると・・・

コサギのエサ取り

コサギがエサ取りの真っ最中。
水中を慎重に物色しては・・・
片足を水中でチャポチャポ足踏みするように揺すっています。
何をしているのかなと思いきや、水中の物陰に隠れた獲物がびっくりして出て来る。
そこを素早く捉えます。
すごい(?)ところを見ちゃいました!
調べたところWikipediaにも下記の記載がありました。
「浅瀬を歩きながら獲物を捕らえる際に、前へ進める足を小刻みに前後に震わせ、獲物が物かげから飛び出したところをすかさず捕らえることがある。」
コサギってなかなか賢いんですね?

驚きました!

小魚を捕まえた!!!

また、捕まえた!

小さな魚・・・一飲みです!

これは本能なんでしょうか?鳥は群れをなす~徳生公園にて

気持ちの良いお天気のなか

暖かく、気持ちのよい気候です。

徳小公園にて、鴨さんもプカプカ水面で陽射しを浴びています。

鳩たちはのんびり陽射しを浴びて日向ぼっこ。

なぜでしょう? みんな同じ方向を見て・・・。

日向ぼっこも群れをなすんですね?

陽射しを背に受けるような向きに止まっているような気がします。

群れをなす

「Birds of a feather flock together」・・・(同じ羽根をもつ鳥は自然に集まる)の意。

鳥は群れをなす。。。これは本能なんでしょうか?

これには理由があるようです。

「安全」外敵を見つけやすくなり、身を守ることができる。

「食物」を見つけやすくなる。

 

桜は咲いても散っても美しい。ピンクの絨毯の山崎公園

桜と日本人の美学

桜は古く昔から日本人の心、魂に響く、特別な花です。

花の美しさと命のはかなさ、開花を待ちわび、花見を楽しむこと、散りゆく桜を惜しむこと、命を慈しむこと、桜は日本人の美学です

桜は日本文化に溶け込んで、日本人にとって、日本の象徴的な存在とされるようになりました。

桜は咲いても散っても美しい

都筑区中川駅近くの山崎公園の桜は見事で、多くの人を楽しませてくれます。

今、すっかり散って、ピンクの絨毯のようです。

今年はお天気が優れなくて、雨が多かったですが、どんな気候でも、桜の花は美しい。

青空のもとの満開の桜はもちろん、花曇りの桜も、雨に濡れる桜も、ハラハラと散る花びらも、いとおしい気持ちになるほど美しい。

桜は咲いても散っても美しい。

西行の歌

「ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらきのもちつきのころ」

これは桜を愛し、桜への想いを歌に数多く残した西行が、死ぬその時まで桜を愛でたいと切望した歌です。

そして驚くことに、西行は本当に桜の時期ににこの世を去ったといいます。

願いを成就したのです。

桜は、日本人の生と死の象徴です。

早渕公園で花見 恐いほどまでの桜の美しさの理由は?

早渕公園の花見

お花見するならJUST NOW。

今、桜は真っ盛り。

早渕公園も然り、桜が満開に咲き誇っています。

櫻の樹の下には

梶井基次郎の短編小説「櫻の樹の下には」では

「櫻の樹の下には屍体が埋まってゐる!」という衝撃的なフレーズで始まります。

これほどまでの「桜の美しさ」には、理由があるのではないか。

怖いほどまでの「美しさ」には、対極的な理由があるのではないか。

作者の美しすぎる桜に対する晴れない疑念が「屍体が埋まっている」という理由付けで、作者の心の中で完結するわけですね、きっと。

少しですが理解できます。

そう謂わしめるほどの桜の美しさ。

神がかり的な桜の美しさ。

全てを包み込んで

桜の咲く時期は、入学、卒業、就職などいわば人の別れ出会いの季節。

そんなシーズンに、桜はドラマティックに咲き誇ります。

新生活への期待、喜び、悲しみや寂しさも、すべて包み込んで咲く花。

 

どんな桜も

桜の木の下で、お酒を酌み交わしどんちゃん騒ぎも良し・・・

静かに桜の花の美しさに想いを馳せるのも良し・・・

青空のもとでの花見も良し、花曇りも良し、夜桜も良し・・・

開花宣言の時期、数輪開いた桜も良し。満開も良し。花吹雪も良し。

日本人はいかなる桜でも愛してやまない。

日本人の「桜への想い」は今後も絶えることはないでしょう。

徳生公園の桜の木・人生の岐路の背景にはいつも桜があった

徳生公園の桜の木

どんな空のもとでも

徳生公園の池のほとりにある大きな桜が見頃です。

ほうら!見事でしょう?

今日は曇り空ですが、「花曇り」なんていう美しい言葉もあるくらいですから。

桜はどんな空の下でも美しい。。そうでしょ?

人生の岐路と桜

卒業や入学、出会いや別れ、就職、上京など、人生にとって大きな岐路、スタートのこの時期、桜はその背景になり、ドラマティックに咲き誇ります。

嬉しいことも、寂しいことも、桜の花と共に。

誰もが桜にまつわる思い出はあるのではないでしょうか?

私の小学校の入学式の笑顔の写真の背景には桜が。。。

森山直太朗の「さくら」

「桜」をうたった歌もたくさんありますが、とびきりこの歌が好き。

森山直太朗の「さくら」

♪♪ さくらさくら今咲き誇る

刹那に散りゆく運命と知って

さらば友よ 旅立ちの刻 変わらない想いを今 ♪♪

桜の散りゆく様を「刹那」と言っています。

別れの寂しさと、桜の儚さを重ねています。

パッと咲き、さっと散ってしまうその儚さ、潔さ。

桜の花に暫し散らずにいてほしい気持ち、友と暫し時を共にしたい気持ち、そんな想いが交錯します。

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桜雨のち花曇り・・・お花見にお出かけになってはいかが?

桜雨

今朝は、桜雨・・・桜の咲く時期の雨をこう呼びます。

雨は「五月雨」「小夜時雨」など色々な美しい呼び方がありますが、「桜雨」という言葉は美しいですね。

「桜雨」・・・陰りのある優し気なピンクの光景が目に浮かびます。

晴でも雨でも曇りでも

横浜市都筑区の山崎公園の桜が満開となりました。

見ごろの時期ががあいにくの雨模様だったりすると、残念ではありながら、それもまたいいものだと思えたりします。

桜は晴でも雨でも曇りでも、美しいのですから・・・

 

桜雨のち花曇り

今、雨も上がり、「花曇り」となりました。

「花曇り」・・桜の咲く時期の曇りや霞んだ空のことを言います。

青空の元に見る桜とはまた違って、雨の滴る桜や曇りの空のもとに見る桜は、優しく美しいですね。

花びらから滴るしずくがきらりと光ります。

今日は、桜雨のち花曇り・・・お花見に出かけてはいかがでしょう?

花冷え、花曇り、桜吹雪、桜雲 ・・・

言葉で楽しむ桜の世界。

 

 

 

都筑民家園のハナニラ・・星のように美しいのに花束NG

都筑民家園のハナニラ

「スプリングスターフラワー」

都筑民家園のお庭に咲いたハナニラです。

英名が「スプリングスターフラワー」とあるように、

お花の形が星のようで、まるで地に咲く星、地上に降った星。

でも日本名はちょっと臭そうな、「花韮(ハナニラ)」。

都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ

綺麗だけど匂います。

薄いブルーの花韮もありますが、この白いハナニラが好き!真っ白です!綺麗です。

でも摘むと臭いですよ!茎を折ったり、葉を傷つけたりすると匂います。

都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ

悲しい別れ 耐える愛

汚れない真っ白な小さな花ですが、残念なことに、これは花束にして贈る花ではないですね?
臭いですから。
それに花言葉が「悲しい別れ」とか「耐えしのぶ愛」とか。
これは花束NG!
都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ
雄しべが飛び出さず、花の真ん中の丸い筒状の中に納まっています。
都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ
でも、なんて綺麗なんでしょう!
都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ

 

 

早渕公園のこぶしの花・天に飛び立つ銀の鳩・天からおりた天の鳩

童話「春のくまたち」

読んだ記憶がある「春のくまたち」

冬ごもりから出た熊の親子がこぶしの花をおいしそうに食べるお話。

教科書にも使われているお話です。

こぶしの花を見ると、毎年この童話を想い出します。

あらすじはどうだったか覚えていませんが、何しろこぶしの花がおいしそうに感じた記憶・・・。

早渕公園のこぶしの花

早渕公園にこぶしの花が咲きました。

「冬ごもりからそろそろ熊は出てくるのかしら。
こぶしの花をたべるのかしら?
どんな味がするのかしら?」

銀の鳩 天の鳩

宮澤賢治は童話「マグノリアの木」の中で、
「天に飛び立つ銀の鳩」
「天からおりた天の鳩」
と表現しています。
私にも、眩しいほど白いこぶしの花は時を超えて、空に飛び立つ鳩のように見えます。

 

 

そんなことを思いながら、眩しいほど白いこぶしの木の下、早渕公園を散歩しました。

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