「食べる輸血・奇跡の野菜・赤い宝石」と呼ばれるスーパーフード「ビーツ」
メルカート北で見つけた!
ビーツは「赤いカブ」と思ってましたが、ヒユ科(ほうれん草と同じ科)に属しているそうです。
ビーツは地中海沿岸が原産とされ、古代ローマ時代から栽培されてきた野菜のだそうです。でも日本ではなかなか手に入らない。
北海道で栽培されている砂糖の原料の甜菜(てんさい)が同じ仲間なので、ビーツも甜菜ほどではないものの、自然の甘みがあり、加熱すると一層甘みが増す性質があります」
なかなかスーパーでは見かけることはなく、6~7月または11~12月との情報を得たのでメルカート北に行ったら見つけましたよ!ビーツ!

食べる輸血
様々な栄養素を含むので「スーパーフード」と呼ばれてます。
実は「食べる輸血・奇跡の野菜・赤い宝石」という呼ばれるほど栄養価が高いことで知られています。
主な栄養成分としてはビタミン類・カリウム類・食物繊維などを多く含み、さらにベタレインという抗酸化物質やベタインなどのアミノ酸を含んでいます。
体の調子を整えるビタミン、便秘を解消する食物繊維、血管を柔らかくする一酸化窒素が含まれます。

ボルシチ
ビーツを求めていたのは、ボルシチを作ってみたかったから。
ボルシチは、ウクライナやロシアなどの東欧地域で親しまれているスープです。ビーツの赤い色が特徴的で、味わいは甘みと酸味が絶妙に調和した奥深いものです。ウクライナでは、家庭料理の代表格であり、「ボルシチなしでは食卓は完成しない」と言われるほど日常的に食べられています。
材料は色々なバリエーションがあり、肉、魚、野菜のみで作るものなどがあるようです。

作ってみました!
ビーツは甘さと酸味が感じられる不思議な味わい。
赤い色がしっかり残り深い風味も感じられます!
この赤い色はポリフェノールによるもの。
人参、キャベツ、玉ねぎ、牛肉、トマト缶。
サワークリームを加えるとまろやかな味わい。
日本ではあまりビーツが手に入らないので、缶詰やレトルト、瓶詰などがあるようですが、私は生をGETできてうれしい!
スープカレーを作るような感じで簡単に作りましたが、本場では数時間煮込むと聞きます。
肉は、和の黒部和牛。
サワークリームをヨーグルトで代用しました。
翌日は更においしくなりました。
ちなみにビーツの赤い色はポリフェノールによるもの。

ビーツの葉のご飯
ビーツの葉も捨てたらもったいない!
栄養価が高いそうですから。
少し塩味をつけて混ぜご飯にしました。

ビーツとオレンジのサラダ
冬に二度目の旬を迎えるビーツです。
その鮮やかな色が私に元気をくれます。
ビーツを生で食べたくてスライサーで薄くスライス。
ほんのり甘味を感じます。
オレンジの酸味がビーツの味わいをさらに深めてくれます。
ドレッシングはさっぱりしたフレンチで。




