山田富士公園の蓮の花とトンボ

山田富士公園は美しい公園です。

公園の片隅に池があり、7月から8月にかけて蓮の花がきれいです。

それで、毎年この時期には一目蓮の花を拝もうと。

蓮の花って、仏様を感じる花ですね?
つい手を合わせるかの気持ちになります。
極楽の絵をみると、仏様は蓮の花の上に座っています。
これはいろいろな理由があるようです。

 

蓮の花は泥の中に咲きます。なのに泥に染まらぬ美しさ!
泥が濃ければ濃いほど大輪の見事な花が咲くとか。
泥は悲しみ苦しみなどを表し、それに耐えて花が咲くことは悟りを開くことを意味するようです。

蓮の花が咲くときポンと音を立てるとよく聞きます。
本当なんだろうか?そうであればその音を聞いてみたいといつも思います。
WEBで調べても、音を聞いた人の話は出てこないので謂れなのか?
蓮の花は一気に開くといいますから、その光景がポンと聞こえるかのようだからなのかもしれません。
いずれにせよ、その光景を見てみたいです。
蓮の花が咲く時間は午前3時45分なんだそうです。そしてお昼には閉じてしまいます。

蓮の実も独特の魅力があります。気持ち悪いという人もいますが、生け花で使ったりしますし、食べられるようです。

近くにはトンボが行き交います。

トンボは前にしか飛ばないので「不退転」。
武士には「勝虫」とよばれ縁起をかつぎ、好まれたようです。

「不退転」は仏教用語で「何事には屈せず信念を通すこと」
トンボも仏教にゆかりがありましたね。

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山田富士と富士信仰

都筑区には山田富士、池辺富士、川和富士の三つの富士があります。
もちろん、富士といっても、富士信仰による、いわば人工のミニチュア富士山です。
この三つの富士山は、それぞれ個性もあり、存在感もあり、気軽に登れますし、お散歩スポットになっています。
今日は山田富士に行ってみました。
山田富士は都筑区の北方、山田富士公園の一角にあります。

まず、くねくね階段を登ります。
ちゃんと整備されたゆるやかな階段で登りやすいです。

すると、見えてきました、山田富士。

山田富士の立て看板もあります。

富士山のミニチュアになっていて、頂上には噴火口のような直径6mくらいのへこみがあり、ぐるっとお鉢巡りもできるようになってます。
一周してみた。
時計回りが正しいお鉢巡り。

頂上には、(ゴールデンウィークなんで)、家族連れの姿が見えました。

眺望もよく、遠くにセンター北の観覧車も見えますよ。
晴れた日にはきっと富士山も見えるでしょう。

山田富士のふもとの樹の根っこにはお地蔵様も祀られています。

左手に小さな子供を抱えています。

古来から日本人の心には、自然に対する畏怖や畏れ、自然崇拝があります。
山を拝み、日を拝み、その目的のために登山します。
ことに富士山には神が宿っていると信じてきました。
農業に降りかかる天災に対する畏敬も、富士崇拝につながっていたのだと思います。
そして一般庶民にはそう簡単に富士山まで行く交通手段もなかった時代ですから、身近な地元に富士山擬きを築き、神を祀ったわけです。

私も昔、富士山に登ったことがあります。
神々しいほどの美しさ、澄みきった空気は、心を動かされます。
富士山に登ると、誰もがその山容に心打たれます。

そう。富士山には不思議な力があると感じてしまいます。

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山田富士公園 ハナミズキの実と平和への想い

山田富士公園の大きなハナミズキの木

山田富士公園には大きなハナミズキの木があります。

よく街路樹で見る木よりはるかに大きい。

ハナミズキの木
大きなハナミズキの木

秋にはたくさんの赤い実がなります。

ハナミズキの赤い実はとってもかわいいのですが、美味しくはないそうです。

ハナミズキの赤い実
ハナミズキの赤い実

 一青窈の歌「ハナミズキ」

大好きな一青窈さんの歌「ハナミズキ」を思い出します。

これはアメリカの9.11テロに際して書かれた歌だそうです。

CDジャケットにも大きなハナミズキの木の写真。

「ハナミズキ」のCDジャケット
「ハナミズキ」のCDジャケット

とっても難解な歌詞です。

でも引き付けられるように聞き入ってしまう歌です。

この歌の歌詞には、つぼみ、葉、実という言葉が出てきて、ハナミズキの季節を連想します。

「つぼみをあげよう 庭のハナミズキ♪」

「母の日になれば みずきの葉贈ってください♪」

「僕の我慢がいつか実を結び 果てしない波がちゃんと止まりますように♪」

最後の実はハナミズキとは言ってませんが・・ミズキの実を連想します。

ハナミズキの赤い実
ハナミズキの赤い実

花言葉

花言葉も「私の想いを受け取ってください」

ハナミズキの心に響く歌詞にぴったりの「花言葉」です。

平和への想いがちゃんと実を結びますように。

山田富士公園 蓮の花と枯れた蜂巣

蓮の変化

美しい蓮の花

山田富士公園の小さな池では、毎年夏になると美しい蓮の花が咲きます。

今年の夏もブログ「山田富士公園 自然音は私の脳に働きかけてくれたかしらん」に写真をUPしました。

蓮の花の美しさはこの世のものとは思えない神々しい美しさを感じます。

美しい蓮の花
美しい蓮の花

 花のあとの蜂巣

その後の蜂巣(花托)はこんな感じとなります。

不気味な蜂巣
不気味な蜂巣

これがよく見るととっても気持ち悪い!

宇宙人の目玉か、カメレオンのお化けか、はたまた、ファイナルファンタジーに出てくる気持ち悪い怪獣にも似て。。。不気味でグロテスクで。

秋深まる郷このごろの山田富士公園の蓮巣(花托)は?

枯れた蜂巣
枯れた蜂巣

美しい蓮の花も永遠ではない。

春夏秋冬でこれほどまでに姿を変化させる植物はないですね?

枯れた蜂巣

種も落ち、固く茶褐色になった蜂巣は、趣さえ感じます。

枯れた蜂巣を見ながら、万物に訪れる命の終わり 。 


それ故にこそ、人間も然り。。。存分に生きねばなりません。

枯れた蜂巣
枯れた蜂巣




山田富士公園 自然音は私の脳に働きかけてくれたかしらん

山田富士公園散歩

睡蓮の花を見に

梅雨も明けて、暑い日が続きます。

今日は蓮の花、睡蓮の花を見に山田富士公園へ。

山田富士公園の睡蓮の花
山田富士公園の睡蓮の花

泥の中から咲くのに、全てを浄化するような神秘を感じる花です。

これほど、日々の喧騒を忘れ、静寂を感じ、心清くなれる花は他にあるでしょうか。

山田富士公園の蓮の花
山田富士公園の蓮の花

自然音=静寂

静かです。

あたりは花たちが音を吸い取ってしまうのかと思われるくらい、静寂に包まれています。

鳥の羽ばたき、水の音、風の音など、音はあるのかもしれませんが、自然音=静寂と感じられるのはなぜでしょう?

山田富士公園
山田富士公園

シオカラトンボ

シオカラトンボがさかんに飛び交います。

シオカラトンボ
シオカラトンボ

水色めがねで私を見ている気がします。

シオカラトンボ
シオカラトンボ

う~うん、絶対見てますね。笑

シオカラトンボ
シオカラトンボ

カルガモ

ふと近くを見ると、カルガモが石の上で羽繕いしています。

カルガモの羽繕い
カルガモの羽繕い

カルガモは雄雌共に身なりが地味なので、嘴の先の黄色と、足のオレンジ色がとっても目立ちます。

めちゃ可愛い足だと思いませんか?

カルガモの足
カルガモの足

鴨の仲間はほとんど冬鳥なので、秋、北のほうから渡来して越冬し、春になると北方に戻ります。

1年通して居る留鳥の鴨はカルガモのみです。

つまり、今、見かける鴨は、カルガモonly。

カルガモ
カルガモ

茶の地味な羽の奥にブルーの綺麗な羽が見えます。

隠れたおしゃれです。笑

カルガモ
カルガモ

自然音は私の脳に働きかけてくれたかしらん

私たちは日々、テレビの音、車のエンジン音、冷蔵庫の音・・・人工的な音の中で暮らしています。

見てもいないテレビをつけ放し、そんな生活に慣れています。

例え、耳線をしても、音は身体に伝わるようです。

そうした人工音(ノイズ)は身体にとってストレスとなるそうです。

近年の研究により、小川のせせらぎ、風に揺れる木々の音、波の音・・・それらの自然音は私たちの自律神経に優しく働きかけ、脳に休息をもたらすそうです。

10分ほどの、公園でのひと時、自然音は私の脳に働きかけてくれたかしらん。

蓮の葉っぱと鴨の羽

山田富士公園の大きな蓮の葉っぱ。

今日のような雨の日は、葉っぱの上に水が溜まって、風にゆらゆらゆれるたびに、水がコロコロ転がって、池にチャポン!

それを見てるとなぜか癒やされます。
蓮の葉っぱには、目に見えない細かい凹凸があり、それが雨を弾くように支えているんだそうです。
エンボスのフライパンの原理と一緒。
一方、近くの「ふじやとのみち」には、鴨さんが二羽。
羽根はやはり水を弾いて、雨が粒になっています。
これは、蓮とは違って、尻尾の近くから、油を出し、それを羽繕いしながら、全身に塗っているんですね。よく鳥さんが長い時間羽繕いしているのを見かけます。

清潔を保ち、寄生虫を寄せ付けないようにしたり、寒さから体温を守ったり、

いろいろな意味があるんですね。

羽繕いは命がけなんですね?

 

山田富士公園、蓮の花と人生の花

梅雨ですね、今日は朝から雨降り。

雨の山田富士公園を、散歩。

山田富士公園は、その名の通り、富士塚のある公園。

その裾にはご覧のようによく整備された広い芝生公園が広がっています。

その一部、山田富士の裏側に池があります。

今、蓮華が真っ盛り。

蓮華の花を追うように、蓮が蕾を付けています。

まっすぐ、空に向かって。

あっ!大輪の蓮が一輪咲いています。

蓮の花って泥水が濃ければ濃いほど、大輪の美しい花を咲かせるのだそうです。

真水では、大きな花は咲かない。

人生に通じるものがありますね?

試練を乗り越えてこそ、人生に花が咲く!

 

 

山田富士公園の蓮華の花・・・凛として

ひ~らいた ひ~らいた♪ なんの花が開いた♪

れんげの花がひ~らいた♪

ひらいたと思ったら♪ いつのまにかつぼんだ~♪

童謡でお馴染み、蓮華の花。

この歌のように、蓮華の花は、お昼過ぎには閉じてしまいます。

今年も山田富士公園の蓮華の花が見頃を迎えています。

ほんとに神様仏様が宿っているように美しく、仏教の清浄のシンボルにふさわしい。

泥水の中から生じ、泥水に染まることなく・・・。

天空を仰いですくっと立つ姿は、凛として、高貴で、一点の汚れもなく・・・。

花の命は短くて・・・といいますが、花びらが4日ほどで散って、蜂の巣のような花托が残ります。

これも、ある意味、美しい。

生け花でもよく使いますね。

睡蓮の花は、4月ごろから咲き始めますが、蓮華の花は少しずれて初夏に、その大輪の花を開かせます。

これは、同じ池に咲く睡蓮。

睡蓮は夕方まで咲きます。夕刻、睡る(ねぶる)から睡蓮。

 

山田富士公園の睡蓮(羊草)

朝、山田富士公園に立ち寄りました。

睡蓮がきれいです。

山田富士公園といえば、蓮のイメージが強いんですが、蓮はこれからですね?

蓮と睡蓮・・・ちょっと混同しやすいですが、蓮の葉は丸く、睡蓮の葉っぱは切れめがあると記憶しています。

そして、蓮の花は水面よりすくっと立ち上がり、睡蓮は水面に浮くように咲きます、。

睡蓮にも色々種類があるようですが、日本で自生するのは羊草(ひつじぐさ)。

未の刻ごろに咲かせる事からその名が付いたと言われるようです。

午前0時=子(ね)の刻=九つ
午前2時=丑(うし)の刻=八つ
午前4時=寅(とら)の刻=七つ
午前6時=卯(う)の刻=六つ
午前8時=辰(たつ)の刻=五つ
午前10時=巳(み)の刻=四つ
午後0時=午(うま)の刻=九つ
午後2時=未(ひつじ)の刻=八つ
午後4時=申(さる)の刻=七つ
午後6時=酉(とり)の刻=六つ
午後8時=戌(いぬ)の刻=五つ
午後10時=亥(い)の刻=四つ

「お江戸日本橋、七つ立ち」なんて歌にあるように、この七つとは、午前4時のことですね?

大名行列は、そんなに早くに旅に出たわけでしょうね。

草木も眠る丑三つ時は、午前二時。

おやつは午後二時。

話が脱線しましたが、ひつじぐさという名の響き。

時間の数え方。。。なんだか優しい感じがします。

まっさらで汚れない。

水面に浮かぶかのように咲く睡蓮の花。

朝、目覚め、日中太陽を浴び、夕刻お日様の沈むころには眠りにつく。

眠る花。。。睡蓮。

睡蓮は、花が終わると花びらを散らすことなく、閉じたまま水中に没していく。。。と聞きます。

確かに、水面に花びらが散っているのは見たことない。。

何から何まで清らかで神秘的。

 

山田富士公園のチョウトンボ

山田富士公園(都筑区北山田)の池では、蓮華の花が咲き、散歩する人の目を楽しませてくれています。

蓮華の葉は防水だね?葉の上のしずくはコロコロと風に揺れ。。。

水面はサルスベリの花弁でピンク色!

蓮華の花をトンボが行き交います

おやおや、蝶々かと思ったらトンボでした。
トンボの名前は「チョウトンボ」蝶なの?トンボなの?と思ったらトンボでした。ヒラヒラと蝶のように飛びます。
羽はブラックメタリック!黄金色に光ります