業務スーパーで見つけた冷凍「イチジク」不老長寿の果実がお手軽に
業務スーパーの冷凍イチジク
業務スーパーで、冷凍イチジクが売られていました。
因みに「イチジク」って夏から秋にかけて旬のようですが、なかなか手に入らなくて、スーパーの店頭に並ぶことは少ないです。
JA直売所(メルカートきた)であれば、季節を迎えるとなんとか購入できます。
さらに冷凍イチジクなんて、市販ではなかなか無いです。通販ぐらい。
季節を問わずお手軽に購入できるなんて嬉しいです。


それで思わず即買いしました!どうやって食べようかしら?
一袋500g入で11個入ってました。直径4cm位あります。緑色です。
緑色というと熟していないのかなとも思いましたが、熟しても緑の品種もあるらしいです。品種は不明。
加熱用。急速冷凍と記載されています。
中国産 エネルギー:54kcal ●たんぱく質:0.6g ●脂質:0.1g ●炭水化物:14.3g ●食塩相当量:0g

つぶつぶは花
二つに切ってみると、綺麗な色です

実を割ると、つぶつぶが中に入っています。
いちじくは一見すると花が見えないことから「無花果」と漢字で書きますが、このつぶつぶがいちじくの花だそうです。
イチジク好きは決まってこのつぶつぶの独特の食感が好き!
アダムとイブも食べたかしら?
アダムとイブ、禁断の果実を食べて自分たちが裸だと気づいとという話は誰でも聞いたことがあると思います。
実はアダムとイブが裸を隠すのに使ったのはいちじくの葉と言われていたり、禁断の果実はそもそもリンゴではなくイチジクだったのではないかという説もあるそうです。
アダムとイブも食べたかしら?
驚くことに少なくとも1万年以上前に人間はイチジクを育てていたと言われています。
縁起が悪い?
江戸時代頃、イチジクは伝わってきました。
中国から渡来した説とペルシャから渡来という説があるようです
伝来当初は薬用植物としてイチジクの栽培が行われていたようです。
栽培が比較的簡単であったため家庭の庭木としても広がっていきました。
昔は庭にイチジクを植えているお家があったように思いますが、今は無くなりました。
どうやら漢字「無花果」から花も実もならないという解釈で縁起が悪いととらえる俗説があったようです。
不老長寿の果物・いちじく
いちじくは「不老不死」「不老長寿の果物」と言われるほど栄養価が高い果物です。古代から愛されてきたイチジクは、現代ではスーパーフードとして再評価されています。
中国ではその栄養価や薬効により、生薬の一つとされています。
不老不死の果物と呼ばれているそうですから。
胃もたれ防止の「フィシン」・血圧を下げる、むくみを解消す「カリウム」・便秘の予防の「食物繊維」・アンチエイジング効果の「ポリフェノール」・ホルモンバランスを整える「フィトエストロゲン」
ことにポリフェノール、抗酸化作用、抗炎症作用など人の健康に寄与する大事な栄養素、習慣的に摂りたいです。
いちじくは、栄養がぎゅぎゅっと詰まっているサプリメントのような果物ですね!

イチジクジャム
ジャムを作ってみました。レモン果汁を加えたら、とても綺麗な色に煮えました。皮ごと煮ましたが、皮も実も柔らかです。

イチジクのコンポート
コンポートは優しい甘さで、イチジク本来の味わいも楽しめて美味しいです。
カロリーも低くデザートに良いです。

イチジクヨーグルト
イチジクにはタンパク質分解酵素フィシンが含まれていて、ヨーグルトのたんぱく質を効率よく吸収できるのだそうです。相性抜群!

イチジクのパウンドケーキ
イチジクのコンポートをつくりました。
急遽思い付きパウンドケーキに乗せ焼き上げました。
80gしかなかった発酵バターに合わせて、小麦粉80g砂糖80gで作ったので、少し厚みが無いパウンドケーキになりましたが、美味しく焼きあがりました。
お部屋中、良い香り!
イチジクのプチプチ食感がたまらない美味しさ!
