中川駅のふれあいベンチ、筍モニュメント

横浜市営地下鉄中川駅前の歩道橋脇にこんなベンチがあります。
「ふれあいのベンチ」という名前のようです。
石のモニュメントは筍です。
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「なぜ筍?」というと、都筑区はかつて、京都と肩を並べる筍の名産地だったそうです。
やわらかく、美味しい筍が掘れ、宮中に献上されるほど良質なものだったようです。
みてください、可愛い筍の石像です。
s-CIMG5255やがて本格的な産地ではなくなり、その名残で竹林は沢山残りました。
都筑区の烏山公園にある竹林もそのひとつで、公園には近寄れない程、荒廃した竹林を地域住民有志が手入れして再生したのが、「NPO法人日本の竹ファンクラブ」というボランティア団体。
プラスチック製品などの普及により、竹の素晴らしさが薄れてしまった昨今。
竹の素晴らしさを見つめ直し、新たな竹の活用法を、発信してもらいたいものですね!
写真は古民家園の竹ぼっくり。
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中川駅「集う人達」

横浜市営地下鉄「中川駅」の入り口にちょっと不思議な雰囲気の像があります。

 

零駒無蔵氏の「集う人達」 
「ぜろこまむぞう」氏と読むようです。
1993年3月とあるので、この駅が開設されたときに設置されたのですね。
8人の男性像…「寡黙」と「饒舌」という二つの言葉を思い浮かべると、寡黙な無機的表情の男の群像だ。
石材の持つ特質を活かして、荒削りの仕上げで、独特の空気感がある。
駅前お待ち合わせというような軽い感じではない。
ちょっと厳めしい表情の男たち。
きっと、こういうパブリックな街のアートは
その街並みを意識して
作られるのだと思う。

横浜市営地下鉄中川駅の立体トラス

横浜市営地下鉄中川駅前の遊歩道の上にある、立体トラス、ここはよくドラマの撮影に使われます。
立体トラスの屋根は繊細な造形で、美しい空間を演出している。
今日のような晴れわたる日には、下から眩しい空を仰いでみたくなる。太陽くもり
屋根から落ちる影も美しい。
立体トラスは、
コンパスや定規から生まれるような、
▼■幾何学的な美しさ。▼■
幾何学的な形状に切り取られた空を仰ぐ楽しさ!太陽