中川駅の美しいシンボル「ガラスドームとオベリスク」空を仰いで

中川駅のシンボル

オベリスクとガラスドーム

中川駅に初めて降り立った人は、駅前みんなの広場にある2本のオベリスクとガラスドームが目に飛び込んでくるでしょう。

中川駅の美しいシンボル「ガラスドームとオベリスク」空を仰いで

オベリスクは、もともと古代エジプトの太陽神信仰のモニュメントだそうです。(調べましたところ)本来のオベリスクは1つの石から掘り出した四角柱で、その先端は四角錘につくられるらしいです。 

ガラスドームの屋根は繊細な造形で、美しい空間を演出しています。
遊歩道の上にある、ガラスドーム、中川駅前はよくドラマや映画の撮影に使われます。ドラマ・映画の中でも一際存在感があります。

中川駅ガラスドーム

空を仰いで

今日のような晴れわたる日には、ガラスドームの下から眩しい空を仰いでみたくなります。太陽くもり
屋根から落ちる影も美しい。
中川駅の美しいシンボル「ガラスドームとオベリスク」空を仰いで
ガラスドームは、
コンパスや定規から生まれるような、
▼■幾何学的な美しさ。▼■
幾何学的な形状に切り取られた空を仰ぐ楽しさ!太陽

中川駅ガラスドーム

ちなみに、ガラスドームに続く歩道橋の階段をご覧ください。

中川西中学校の美術部の皆さんによるアートSymbolです。

2016年、美術部員約20人が協議を重ねて作成したのは、区名を冠した花「ローザ・つづきく」と中川駅前のオベリスクを取り入れたデザインです。

中川駅のふれあいベンチ・皆仲良くふれあって楽しい街になるよう祈念

ふれあいベンチ

横浜市営地下鉄中川駅前の歩道橋脇にこんなベンチがあります。
「ふれあいのベンチ」という名前のようです。

中川駅前はドラマの撮影でもよく使われるほど、美しい街並みです。

平成5年..新横浜-あざみ野間の市営地下鉄が開通したときに、このふれあいベンチは設置されたようです。
石のモニュメントは筍です。ぽっこり丸みをおびて可愛い筍です。

筍ベンチ

筍の産地

「なぜ筍?」というと、都筑区はかつて、京都と肩を並べる筍の名産地だったそうです。
やわらかく、美味しい筍が掘れ、宮中に献上されるほど良質なものだったようです。
やがて本格的な産地ではなくなり、その名残で竹林は沢山残りました。

筍ベンチ

変貌しようとしているこの地

ベンチにはこんな記載があります。👇 緑の文字が読みにくくなっていますが。

筍ベンチ

「ふれあいのベンチ」   作 浅賀正治

嘗てこの中川は筍の名産地であった
今新しいまちに変貌しようとしているこの地が
過去現在を経て未来永劫に発展するようそして
代々住んでいる人ずっと住んでいる人最近住み始めた人
皆仲良くふれあって楽しいまちになるよう
祈念して行事完了にあたりこれを贈る

平成五年十月吉日

地下鉄開通記念祝賀行事
ふれあおう中川実行委員会
加藤慶次郎

 

このベンチが作られてから、20年ほど経とうとしています。
このベンチに書かれたように、この町は美しい街並みを残しつつ大きく発展しました。
住民も若いファミリー層が中心となって、住みたい町人気の町となっています。
これからも、このモニュメントに書かれた祈りのとおりに、皆仲良くふれあって楽しい街になりますように。。。

 

零駒無蔵氏作「集う人達」1993年中川駅開設時に設置された石像

不思議な雰囲気のモニュメント

横浜市営地下鉄「中川駅」の入り口にちょっと不思議な雰囲気の石像があります。
集う人達
零駒無蔵氏作「集う人達」 
「ぜろこま むぞう」氏と読むようです。愛媛県在住の彫刻家&画家
1993年3月とあるので、この駅が開設されたときに設置されたのですね。
集う人達
8人の男性像…寡黙な無機的表情の男の群像だ。
石材の持つ特質を活かして、荒削りの仕上げで、独特の空気感がある。

集う人達

駅前お待ち合わせというような軽い感じではない。
ちょっと厳めしい表情の男たち。
集う人達
きっと、こういうパブリックな街のアートは
その街並みを意識して
作られるのだと思う。