ヨツバコのガーデンと小説「嵐が丘」の荒野を染めるヒースの花

ヨツバコのガーデンのヒース

ハーブのお庭に

センター北駅近くの商業ビル、YOTSUBAKO(ヨツバコ)の敷地内に、ハーブのお庭があることは前にも書きました。

ヨツバコのガーデンのヒース
ヨツバコのガーデンのヒース

そのお庭に、ヒースの花が咲いています。

ヨツバコのガーデンのヒース
ヨツバコのガーデンのヒース

「嵐が丘」「ジェーンエア」

ヒースといえば、思春期の頃、夢中になって読んだブロンテ姉妹の小説「嵐が丘」「ジェーンエア」を想い出します。

舞台は英国ヨークシャー、小説を読みながら思い描くのは、果てしなく続く荒野に吹きすさぶ強い風、風になびくヒース、激しい恋と憎しみ。

ヒースを見たこともなかったので、少女だった私には、「嵐が丘」「ジェーンエア」のイメージと重なり合い、記憶に残っています。

ブロンテ姉妹の、逆流にも流されずに、強く生きる女性に、小説を重ね合わせ、あこがれた少女時代を想い出しました。

ヨツバコのガーデンのヒース
ヨツバコのガーデンのヒース

ピンクに染まって

ヨツバコのガーデンに咲いたヒースの花!

紫がかった薄桃色の花。

小さな花ですが密集して咲くので、付近がピンク色に染まって見えます。

ヨツバコのガーデンのヒース
ヨツバコのガーデンのヒース

小説「嵐が丘」の象徴

エリカとも言いますね?

ヒースは、荒野や砂丘、寒冷地などの他の植物は育たない環境でも育つそうです。まさに、小説「嵐が丘」の象徴みたいに・・・。
少女時代、小説の中の「荒野を唯一赤紫色に染めるヒースの花」を想像しました。

花言葉は「寂しさ」「孤独」「裏切り」・・・まさにブロンテ姉妹の小説のなかにある花です。

ヨツバコのガーデンのヒース
ヨツバコのガーデンのヒース

 

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センター北「ヨツバコ」世界中から集められたハーブのガーデンが圧巻

シネマトリコ、オリーブの木に続いて

横浜市都筑区のセンター北駅にあるショッピングセンター、Yotsubako(ヨツバコ)のグリーンについてご紹介をしてきました。

シマトネリコの樹,  それから  オリーブの樹

今日はそれはそれはスゴイ!  ハーブガーデンは圧巻です。

 

ハーブの彩りと香り

今、家庭菜園でも、ハーブが静かなブームですよね。
私もキッチンの横の窓で、ミントとバジルを栽培しています。
香りを楽しんだり、お料理に使ったり、それにインテリアにもなります。

ハーブは古く昔から、健康のために利用してきた植物・・・薬効があることからメディカルハーブと呼ばれたりしますよね。

見てください!ハーブが彩りと香りを競い合い揺れています。

こちらに植えられているハーブたちは、世界中から集めたものだそうです。

 

ローズマリーでも5種類以上あるようです。
今日は、ハーブたちも雨に濡れて生き生きしています。

 

 凛としたコンセプト

ヨツバコは建物の形状もとってもおしゃれ!

4つの箱を互い違いに積み重ねたような形です。

個性的な建物のデザインが目をひきます。

静かでゆるぎない、凛としたコンセプトを感じます。

ご覧のように、ガラス張り部分、窓が多く「光や緑を」意識して作られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


センター北「ヨツバコ」のコンセプト・シマトネリコの樹の株立ち

ヨツバコのシマトネリコ

センター北ヨツバコの店内のアトリウムに植えられた「シマトネリコの樹」のご紹介です。

ヨツバコのシマトネリコの樹

シマトネリコ・・・名前はあまり聞かない気がしますが、実際は良く見かける木です。
 
シンボルツリーとして人気がある樹木だそうです。

ヨツバコのシマトネリコの樹

ちょうど、1階の吹き抜け部分は、天井がガラス張りになっていて、空が仰げる素敵な空間になっています。

ほ~ら!   くつろげそうな空間でしょう?

誰でもちょっと休憩できるフリースペースです。

柔らかな木漏れ日の下で、読書もいいかもしれません。

ヨツバコのシマトネリコの樹

濃い緑のなかなか美しい葉です!

ヨツバコのシマトネリコの樹

4本の株立ち

この「シマトネリコ」(Fraxinus griffithii)は九州福岡から運ばれてきたそうです。

どうしてこの樹を?というと。。。このシマトネリコの樹、ヨツバコ名前にぴったりな樹なんです。

ヨツバコのシマトネリコの樹

 

1つの根元から4本の幹が交差しながら絡まるように生えています。

これを株立ちというのだそうです。

シマトネリコは株立ちする植物だそうで、剪定でその形を整えてあげる必要があると書かれているものを見ましたので、観賞用として美しい「株立ち」を作っているのだと思います。

この4本の幹の株立ちはまさしくヨツバコの象徴ですね。

ますますヨツバコのコンセプトやデザイン性の素晴らしさに気づかされました。

 

ヨツバコのシマトネリコの樹

もしかして、3階突き抜けるほど大きくなったらどうするんでしょう?

 

センター北ヨツバコのコンセプト・樹齢600年のオリーブの木

スペイン生まれのオリーブの木

センター北ヨツバコの敷地に大きなオリーブの木があります。

 

このオリーブの木は、スペインから10000km、はるばる運んできたそうです。

2012年、ヨツバコが出来た時ですから、もう12年前。
ヨツバコは4つの箱が互い違いに重なったような形をしているビルで、ガラス張りの部分が多く、きっと素晴らしい建築家さんが造られたビルなのだと思います。
素晴らしいコンセプトで造られていると感じます!

樹齢600年の木の下で

オリーブの木はシンボルツリーという感じでとても存在感があります。

スペイン生まれのこのオリーブの木、樹齢600年だそうで、日本でいえば、室町時代ということになります。すごい!

オリーブの木は生命の樹と呼ばれるそうで、とても寿命の長い樹だそうです。これからもここで長くセンター北を見守ってくれるといいですね。

鳥の巣箱も設置してあり、きっと小鳥がやってくるに違いありません

そして、このオリーブの木を見ていると、風格、威厳を感じます。
そして樹齢600年だからこそのこの深い表情。。

オリーブの葉がキラリキラリ

オリーブの葉は優しげですね。  

太い樹の周りには、ご覧のように丸く木のベンチが施されてあります。
ここに座るだけでなぜか心豊かな気持ちになるのは、私だけでしょうか?
樹齢600年の木の下で、時間も忘れてゆっくり本でも読めたら、幸せ気分になるでしょう!

オリーブの葉の表は光沢のある緑色ですが、裏側は短い毛が密生していて銀白色に見えます。
青空のもとでは葉が輝いて見え、風が吹くと裏と表がキラリキラリ輝き揺れ、美しいです。ベンチに座り、上を見上げると、キラリキラリ。

昔から、オリーブといえば、ノアの箱船とオリーブの木の伝説により、平和の象徴。国連のマークにも使われています。