毎年恒例のお客様
こちらは、保土ヶ谷区のとある老人施設。弊社の関連会社の委託先。
階段の途中の部分にツバメが毎年のように巣を作ります。
今年もツバメの赤ちゃんが外階段の軒下で可愛い声をあげています。
恒例のお客様です。
人気(ひとけ)のある場所に
ここは、半屋内なので、カラスに狙われることもない安全な場所かもしれません。
不思議ですが、ツバメは人気(ひとけ)がないところより、多少人通りのある所に巣をつくるのだそうです。
他の生き物が近づかない人気(ひとけ)の有る場所を好むのですね?
外敵から身を守る手段ですね?
人間が守ってくれると思ってるのかしら?
それでよく民家の軒下に巣を作る意味が分かりました。
商売繁盛のシンボル
つまりツバメが巣を作ったところは人の行き来が盛んなところ、よく商店の店先の軒下などです。
昔からツバメの巣が作られたところ=商売繁盛のシンボルとして歓迎されます。
巣の付近にはどうしても糞が落ちるので、よく段ボールや新聞紙が敷かれています。
可愛い赤ちゃん
ツバメの赤ちゃんが外階段の軒下で可愛い声をあげています。
親鳥を待つ姿が可愛い!親鳥が何を運んできてくれるんでしょう?
つぶらな目がかわいいです。
ツバメの巣では、雛鳥が大きな口を開いて、餌を待っています。
親鳥は、飛びながら昆虫をつかまえ雛鳥に持ち帰ります。ツバメのひなは、食いしんぼうで、ひたすら大きな口をあけ餌を待ってるアピールをします。親は1日に300回以上もえさを運ぶそうです。
帰巣本能?
ツバメには帰巣本能があるといわれ、私も毎年同じツバメがこの軒下を覚えていて帰ってくると信じたい気持ちがありました。
でもツバメの寿命は1年半くらいということで、そう考えると、毎年違うツバメなのかなとも思います。真偽は不明です。
20日前後で巣立ち
日本に飛来したツバメは4月から6月にかけて卵を産みます。
メスが卵を抱く抱卵の期間は2週間ほどだそうです。
ヒナが産まれるとは3週間ほどで親と同じくらいの大きさに成長し、飛べるようになり、その後、巣立ちます。
でも、しばらくの間は巣に戻ってきて眠ります。
しばらく飛び方やえさの獲り方などを学んで、その後、夏の終わりから秋にかけてしだいに南下していくようになります。
巣はしばらく撤去しないほうが良いですね?
無事海を渡れますように
これから、独り立ちの練習が始まるのですね?飛ぶ練習、外敵から身を守る練習、餌を探す練習・・・。
ツバメは3~7個の卵を産むようですが、天敵にやられたりして、成長して秋に海を渡れるのは、13%くらいなんだそうです。
ツバメの世界の生存競争は厳しいのですね?
どうかこのツバメさんが、無事育ち、海を渡れますように。