エンジェルトランペット
ラッパのような下向きの花
中川の酒川農園さんの庭にかわいらしい花が咲いています。
名前は「エンジェル・トランペット又はエンジェルストランペット」
「ダチュラ」 とも
キダチチョウセンアサガオ属だそうです。
頭を垂れるようにして咲いています。
花びらの先は反り返っていて、白い花です。
それにしても、エンジェルトランペットっていう名前、可愛いですね?
天使のラッパ。
少し離れたところに黄色いエンジェルトランペットがあります。
この色もかわいい。
この色もかわいい。
ラッパのような下向きの花を咲かせる植物。。
毒?
でも、天使のトランペットという呼び名とはうらはらに、毒草なので絶対に食べたり飲んだりしてはダメです。
食べると聴覚幻覚急性痴呆行動異常を引き起こすとされています。怖い怖い!
くれぐれも「ラッパ」のように口にくわえたりしない方がよさそうです。
また麻薬の様な中毒症状から、江戸時代には『曼陀羅華(まんだらけ)』や『キチガイナスビ』とも呼ばれていたようです。
あまり、庭木として見かけないのは、「毒」が敬遠されるのでしょうか?
薬草?
毒を抽出して麻酔薬などの薬として使われる事もあったようです。。
江戸末期の医師、華岡青洲が使った麻酔薬は、チョウセンアサガオ(チョウセンアサガオ属)から精製したものだったらしい。
不思議な植物。
虫に幻覚を?
夜になると満開の花から香りを放ち、虫を誘い、動物には幻覚を見せる毒をもつ。その事実がよりこの花を妖艶に見せるのかもしれませんね。
怪しくも魅力的な花。
葉っぱ↓
花の中には、ちょっとミステリアスな長~いめしべ。
ハワイアンキルト
ハワイアンキルトのモチーフとしてよく使われているようです。
うん、見る見る!
夕方に甘い香りを放つそうです。
ハワイでは観葉植物として人気とか。