大塚歳勝土遺跡公園 古代人の声なき声を感じ

センター北駅ほど近い大塚歳勝土遺跡公園。
今から50年近く前の1972年、港北ニュータウン開発の際にこの遺跡が見つかったというから驚きです。
今から約二千年前の弥生時代の集落とその墓地で、こんなに大規模で完全な形で発掘されたのは極めて稀らしいです。その後、国の史跡に指定されています。

これは本当に見る価値有。
広々とした緑豊かな公園として整備されています。

集落は外からの敵を防ぐために周囲には濠がめぐらされていたらしく、今もそんな形に復元しています。当時は100人くらいの人々が暮らしていたようです。遺跡内には、竪穴住居七棟をはじめ、高床倉庫、型取り遺構、木橋などが復元されています。ここにいるとタイムスリップしたような気分になります。

中はこんな感じ👇

地面を掘り下げて柱を立て、かやなどで屋根をおおった建物です。
建物の中央には炉が作られていたようです。

これは↓復元された高床倉庫です。
収穫した稲などを収めておく倉庫です。
穀物を湿気から守るために床を高くし、上り下りには梯子を使ったことが銅鐸にも描かれているそうです。
柱にはねずみの侵入を防ぐネズミ返しが施してあります。

これは環濠。
外敵から守るために、外周600m深い溝と柵が施され、ムラ(集落)を囲っています。

歳勝土遺跡から見つかった方形周溝墓 ↓ 大塚遺跡に住んでいた人の墓跡。
棺を納めていたと考えられます。

勝歳土遺跡の東側には「都筑民家園」があります。
都筑郡牛久保村(現在の都筑区牛久保町)にあった旧長沢家を移築したそうです。ひな祭りなど日本の伝統文化に関わる様々なイベントが開催されます。
家の中は囲炉裏やかまどもあり、昔の人々の生活を垣間見るような気がします。

勝歳土遺跡公園では、昔の人々の生活や知恵など、肌で感じることができます。
遺跡が語りかけてくる古代人の声なき声を感じます。

古代人のメッセージに耳をすまし、歴史の糸をたどる。
昔の人々の考えたこと、生きた人生に思いを馳せるひと時となりました。

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都筑民家園 もしかして椿の実?

赤い実

見かけない実

センター北にある大塚・歳勝土遺跡公園にある都筑民家園の駐車場で見つけた実。

あまり見かけない実。

姫りんごみたいな小さな赤い実です。

なんだかほのぼのした感じがする赤い実。

食べられるのかしらん?

椿の実

椿の実?

もしかしたら、「椿の実」でしょうか?

椿の実
椿の実

冬から春にかけて美しい花を咲かせる椿ですが、花が終わったあとに小さな緑の実をつけると聞きます。

夏、赤く色づき、暑さを経て秋になると黒くなるそうです。

椿の実
椿の実

・・・なんで、時折、行っては見守りたいです。

黒くなったその実から椿油ができるのですね?きっと。

椿の実
椿の実
椿の実

都筑民家園のハナニラ・・花束NG

都筑民家園のハナニラ

「スプリングスターフラワー」

都筑民家園のお庭に咲いたハナニラです。

英名が「スプリングスターフラワー」とあるように、

お花の形が星のようで、まるで地に咲く星、地上に降った星。

でも日本名はちょっと臭そうな、「花韮(ハナニラ)」。

都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ

綺麗だけど匂います。

薄いブルーの花韮もありますが、この白いハナニラが好き!真っ白です!綺麗です。

でも摘むと臭いですよ!茎を折ったり、葉を傷つけたりすると匂います。

都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ

悲しい別れ 耐える愛

汚れない真っ白な小さな花ですが、残念なことに、これは花束にして贈る花ではないですね?
 
臭いですから。
 
それに花言葉が「悲しい別れ」とか「耐える愛」とか。
 
これは花束NG!
 
都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ
 
 
雄しべが飛び出さず、花の真ん中の丸い筒状の中に納まっています。
都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ
 
でも、なんて綺麗なんでしょう!
都筑民家園のハナニラ
都筑民家園のハナニラ
https://www.avail-home.co.jp/
 

大塚・歳勝土遺跡公園のミモザならぬサンシュユの木

センター北の大塚・歳勝土遺跡公園のミモザの木です。           訂正 ホントはサンシュユ
春を知らせてくれる花。。
お日様の光の粒のように眩しい黄色です。
とお思いきやブロトモさんのご指摘通りこれはサンシュユでした。
メンボクない。。。サンシュユ春黄金花(はるこがねばな)」
木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝きます
これがミモザ
 
イタリアでは38日がミモザの日で、男性が女性にミモザの花をプレゼントするんですって。。。小さな女の子からおばあちゃんまで、全ての女性を讃える日この日は街中ミモザでいっぱいになるらしい。
そうだ!今日はミモザのサラダにしましょう!仕方ない。サンシュユのサラダと名付けよう!
ふわふわミモザが好きです。
サンシュユも好き!
春風にゆらぐ黄色い小さな花は
たくさんの幸せを運んで
きてくれそうに思えるから
追記赤い字にて訂正しました。

 

「大塚・歳勝土遺跡公園」と『黒猫遁走』

今朝の「大塚・歳勝土遺跡公園」
ノコンギクが楚々と咲き
洋梨がたわわに実っていました。
黒猫ちゃんが私をじっとにらむので

 

 
大好きな作家、服部まゆみの「黒猫遁走曲」を思い出した。
ヒロインの翠は定年退職したが、愛する飼い猫メロウはいなくなって探しても出てこない
滑稽でもあり、切実でもあり、臨場感あふれるサスペンス小説です。
『愛しい猫、可愛いメロウ、美しい、優しい、私の天使。どれくらい捜したことか?
目につくかぎりを、思いつくかぎりの手段を講じて
遁走曲とはフーガのこと。
フーガのように主旋律を奏でる二つのお話がいつしか交錯する。
凄い臨場感で読み手はハラハラドキドキさせられます。
方、黒猫は、私を弄ぶかのように、逃げ出し走っては
振り返り、キラキラした目でにらんでみたりこれが服部まゆみのいう「遁走」だね。。。
黒猫ってどうしてこんなにミステリアスなんでしょう!
謎めいた瞳にはキラキラした輝きをたたえ
ビロードのようになめらかに、彫刻のように冷たく、
存在そのものがミステリアス。
 

「七夕まつり」大塚・歳勝土遺跡公園にて

大塚・歳勝土遺跡公園をご存知ですか?

はるか2千年前、弥生時代中期の生活にタイムスリップできる弥生時代の遺跡(国指定の史跡)は、センター北駅のマンション群と大ショッピングモールの横、自然が残る広い公園の森の中にあります。

大塚・歳勝土遺跡公園の敷地の中に「都筑民家園」(TEL045-594-1723)があり、
旧長沢家住宅と書かれたこの古民家では年中様々な催しが行われています。
ちなみにこの地域、長沢さんが多いです
由緒正しい一族さんなんですね!
今年も恒例、本日621日(木)から78日(日)まで七夕まつりが開催されています。
縁側に準備してある短冊に思い思いに願い事を書き、
庭先に飾ってある竹の笹の枝に短冊を結んで願い事を書いて吊るすことができます。私も、短冊に願い事を

 
七夕飾りと古民家の雰囲気がとても合っていて素敵ですね?

 

期間中次のようなイベントも予定されているそうです。

77日「七夕親子の折り紙講座」(10時~12時、参加費=100円、要予約)

76日~8日「七夕お茶室カフェ」(10時~16時、コーヒー紅茶等300円)カップ

家の中にはかまどや囲炉裏など当時の物が置いてあり、癒されますね。

 

 

庭先のこの置物はなんでしょう?↓
ゆるやかな時間が流れています。
   なんだかまったり。。。
子供の頃は天の川に願いを託した七夕も、
大人になると何となくやり過ごしてしまいがち
しっとりと日本の伝統文化、風習に触れてみたいな。目がハート
1年にたった一度、7月7日に天の川で織姫と牽牛が会えるという七夕伝説、
星に願いを託す星2
七夕はロマンチックな行事です。
アベイルの都筑区散歩日記でした。