茅ヶ崎公園2月の桜・河津桜はゆっくり咲いてゆっくり散る

茅ヶ崎公園2月の桜?

梅が美しい今日この頃、先日も「梅は咲いたか、桜はまだかいな」とブログにアップしました。

が、なんと、茅ヶ崎公園で桜を見つけました。

茅ヶ崎公園の河津桜
茅ヶ崎公園の河津桜

河津桜

梅じゃない、桃でもない、確かに桜!

茅ヶ崎公園のプールの横。

これは、河津桜という早咲きの桜です。

茅ヶ崎公園の河津桜
茅ヶ崎公園の河津桜

これは、ぱっと咲いてぱっと散る、ソメイヨシノとは違って、ゆっくりゆっくり時間をかけて咲くようです。

伊豆の河津川沿いで原木が見つけられたことから、そう呼ばれるようです。

茅ヶ崎公園の河津桜
茅ヶ崎公園の河津桜

2月の花見

でも、2月のこの時期に、桜を見ることができるなんて、春を見つけたようでうれしいですね?

冷たい空気の中、かじかんだ指をほどくように、一輪そして一輪と、蕾がほころびています。

茅ヶ崎公園の河津桜
茅ヶ崎公園の河津桜

寒いのでまだまだ固いつぼみの部分が多いのですが、少しずつ・・・。

茅ヶ崎公園の河津桜
茅ヶ崎公園の河津桜
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茅ヶ崎公園のモニュメント「空をゆく」宇宙を感じるような線と弧

 

茅ヶ崎公園の南側には子供用プールがあります。夏休みの終わったプールはひっそり閑としています。

プールのすぐ横を見上げると、金属の大きなモニュメントがあります。
どうやらこのモニュメントは、西野康造さんという彫刻家によって造られた作品のようです。
彫刻って石や木を彫るだけではないんですね?
こうしてチタンやステンレスなどを形どるのも彫刻なんですね?

第6回AACA賞特別賞を受賞した作品だそうです。

風を受けてモビールのようにゆっくりバランスを取りながら形を変えていきます。

太陽、青い空、時には雨雲、夕焼け、雪・・・そんな様々な空模様や、季節の風景と戯れるかのように、形を変えます。

子供のプールの際に設置されていますから、子供たちの夢や希望に相応しい「空をゆく」というタイトルのモニュメントが設置されたのだと思います。
はるか昔から、羽根を持たない私たちは、誰もが空への憧れを抱き続けてきました。
飛ぶことすなわち自由・・・人類にとって「根源的」とさえいえる夢です。
そして子供たちが空への夢や希望を持つことは尊いことです。
青い空のもと、宇宙を感じるような「線と弧」は、子供たちに夢を与えるに違いありません。

金属質のモニュメントなので、今日のようなお天気が良い日には、陽ざしに反射し、きらりと光ります。向きを変えるごとにキラリキラリと・・・。
光の反射がとても美しいです。

↓ モニュメントの影も楽しめます。

タイトルのように、何事にも怯むことなく悠々と空を行く鳥のようでもあり、グライダーのようでもあり、ブーメランのようでもあり。

茅ヶ崎公園のセミの抜け殻 地球温暖化でクマゼミ増加?

茅ヶ崎公園

茅ヶ崎公園に立ち寄りました。

この公園にはプールがあります。

夏休みに入ったのでプール付近には子供たちがたくさんいますが、この猛暑で公園広場には人影もありません。

茅ヶ崎公園
茅ヶ崎公園

蝉の抜け殻

セミの大合唱のなか、数分歩くと、セミの抜け殻を見つけました。

蝉の抜け殻
蝉の抜け殻

クマゼミ北上?

大きいのでクマゼミではないかしらん?

違うかな?

昔は九州方面の温暖な地域にしかいなかったクマゼミが、地球温暖化でどんどん北上し、関東でも大量発生していると聞きました。

都筑区にもいるのかしら?

朝早くに「ウシウシ ワシワシ シャーシャー」と鳴くんだそうです。

今度朝早く来て耳を傾けてみたい。。。

茅ヶ崎公園の「くちなしの花」美しく物悲く儚げな悲恋のように

茅ヶ崎公園のくちなしの花

茅ヶ崎公園のプールの周りに、毎年、この時期になると、くちなしの花が咲きます。

甘い匂いがするため、虫達も集まって来ています。

白く清楚で、それでいて華やかで、濃厚な甘い香りのする花です。

ガーデニアとも呼びます。

花びらが肉厚です。造花のよう・・。

ビリー・ホリデーの髪飾り

20世紀を代表するアメリカのジャズ黒人歌手「ビリー・ホリディ」をご存知でしょうか?

ビリー・ホリデイはガーデニア(クチナシの花)をいつも髪に飾り、ステージにたちました。

 

ダイアナ・ロスが演じた古い映画「ビリー・ホリディ物語」では、やはり白い大きなくちなしの花を髪に飾っていました。

この映画を昔リバイバル上映で見て、人種差別や売春、孤独、麻薬・・・を歌った生涯に心打たれた記憶があります。

香りがいいので、切り花にしたいところですが、花瓶にさすとすぐしおれてしまいます。

悲恋の象徴

くちなしの花といえば、渡哲也の歌も思い出すのですが、悲恋の歌。

もう一つ、これも又古い映画「旅情」を思い出します。

ヴェニスを旅するアメリカ人女性とイタリア男性との悲恋。

お花屋さんで彼にクチナシの花を買ってもらうが、運河に落としてしまう。

ラストには、彼女が乗った汽車を追いかけ、彼がくちなしの花を手渡そうとするが届かず・・・。

くちなしの花が悲恋の象徴のように描かれます。

ビリー・ホリデイ、旅情、渡哲也・・・変な組み合わせですが、みんなもの悲しい雰囲気を感じます。

香りもなぜか、美しく物悲しい。
雨上りや真夜中に最も強く香りを放つ花。
切り花にするとすぐしおれる花。
なんとなく儚げな花。