都筑・遺跡公園・民家園アート月間2015「コミュニティー アート」

縄文時代の前期頃の海面は現在より約3mも高かったと考えられているそうです。

都筑区≒農業という感じでしたが・・・。

鶴見川河口が現在の都筑区川和町あたりだったと聞くとやっと、、都筑区と魚がつながって感じられます
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第4回都筑・遺跡公園・民家園アート月間2015、「コミュニティー アート」のイベントが開かれています

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古民家の入り口には手作り大漁旗。

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古民家の中には、中川中学、中川西中学の美術部さんが作った張り子の魚が展示されています。

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なんだか、楽しいアートの世界です。

日本には室町時代から伝わったとされる「張り子」ですが、郷土玩具として今も、張り子の虎、赤べこ、戌の張り子などは見かけます。

ユーモアがあり、ほのぼのとしたぬくもりを感じます。

ブラブラ揺れる、大きな魚の張り子・・不思議と、古民家とマッチしています。

都筑民家園の春の花

二月も今日で終わり、早いもので明日から3月です。

都筑民家園の庭には、春の花が咲き、春の訪れを感じます。

紅白の梅・・・ほぼ満開で一帯を 紅白に染めています。

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民家園の釜の植え込みです。風流ですね。

昔はどの家もこんなお釜でご飯を炊いていたのでしょうが、今となっては、こんなお釜も希少になりました。

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クロッカス・・小さくてかわいいですね。

「春が来たよ~」と告げています。

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これは、山茶花・・・・もうそろそろ開花シーズンを終え、春の花にタッチ交代しようとしています。

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都筑民家園の吊るし雛飾り

久しぶりの都筑民家園です。

何度かご紹介していますが、都筑民家園は都筑郡牛久保村(現在の牛久保町)の江戸時代の民家「旧長澤家」を復元したものです

毎年、雛祭りのころになると、「吊るし雛飾り」がたくさん飾られ、それが圧巻の光景です。

 

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こうしてみていると、人形などのひとつひとつの形には作り手の色々な想いが込められていることが伝わってくるような気がします。

 

つるし雛の風習は江戸時代後期から今に伝えられているそうで、子供や孫のために、手作りの雛飾りです。

 

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吊るし雛は、手まり、人形類、野菜、果物、花等があります。
一針一針心を込めた、手縫いの温かさを感じますね。
綺麗にできていますね、菊の花・・・

 

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ひとつひとつ細かい手作りです。
昔、縮緬などの着物の端切れを使って、作ったのでしょうね。
小さな雛を紐で繋げてあります。
愛する子や孫の成長や健康、幸福などを願う意味があり、女の子が生まれたお祝いとして届けられ、桃の節句に飾ったと云われています。

 

 

 

 

都筑民家園の山吹(ヤマブキ)の花

シロヤマブキの実の記事をUPしたことがありますが、今日は、都筑民家園の山吹の写真です。綺麗ですね。
まさしく山吹色。目にまぶしいような黄色です。s-IMG_4608

私たちは、子供の頃から濃い黄色を”山吹色”って普通に使っていますが、日本人の色の呼び方は、様々で素敵ですね。
桃色、桜色、藤色など、花から来た色の名はたくさんありますが、山吹色は黄色ではなく、桃色と桜色は違って、藤色はパープルではない。
この繊細な呼び方がいい、日本語は奥深く、灌漑深く。。。。

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古く、昔の歌人たちも、この山吹の花に風流を感じ、和歌に詠んでいたのですね。日本では、庭木などでよく見る花ですが、海外ではめずらしいとか。。。
ヤマブキには”面影草(オモカゲクサ)”という別名があります。
素敵な名前。

”結ばれない恋人同士が
お互いの顔を写した鏡を埋めたところ、そこから、ヤマブキの花が咲いたという伝説”が由来です。

都筑民家園の花韮(はなにら)

大塚歳勝土遺跡公園の都筑民家園には、さりげない野の花が咲いていたりするところが好き。
s-IMG_4516花にらです。
白いのも薄紫もあり、葉っぱをちぎると、ニラみたいな匂いがする。
葉の形状もニラに似ていて、細長く地面からたくさん伸びています。
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楚々とした感じの花、花びらに縦の縞模様があります。
薄ムラサキも綺麗ですが、↓白も綺麗。。
日本では”ハナニラ”って可愛くない名前ですね。
お星さまのようで可愛いので、もっといい名前を付けてほしいです。
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都筑民家園のムラサキツツジ(チンダルレ)

いつもお散歩をする都筑民家園(センター北)のムラサキツツジです。
これは、古く韓国から渡ってきたお花のようです。
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日本人が桜を愛するように、韓国ではとても愛されている花で韓国名を「チンダルレ」といい、多くの歌や詩で表現されているようです。
日本人は桜の花や葉を(愛するあまり??)塩漬けにして食べたりしますよね?
そんな風に、韓国でも「チンダルレ」の花をお酒を作ったり、お餅にトッピングしたりして食べるようです。
日本人にとって桜は、儚さ、潔さなどを思い起こす人生観につながるものがありますが、韓国においても、チンダルレは、不屈の魂の象徴、国民の希望だったのでしょう。
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ムラサキツツジは、風に揺れる様は儚げで、やさしく繊細なイメージですが、実は枯れた大地に根を張り花を咲かす強い花のようです。
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都筑民家園のチューリップ

「お花の絵を描いて!」といわれると、チューリップを思わず書いてしまう。
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チューリップの咲いている様子は、お空を仰いでニコニコ笑っているようで好き。

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チューリップの花は、気温によってまるで温度計のように、大きく開くのだそうです。
今日はお天気も良くポカポカ陽気で、都筑民家園の敷地のチューリップもこんなに大きく開いて、おしべもめしべもよく見えます。。。。
逆に、今の時期、夜間は冷えますから、花びらは内側に、閉じた形になるようです。

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都筑民家園のミツマタが咲きました!

都筑民家園のミツマタが咲きました。
もう、とても良い香りが漂って、私たち咲いているわよ…と主張しているようです。
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?1月14日のブログで紹介したときには、こんなふうに、産毛におおわれたグレーの蕾でしたs-IMG_2888

その蕾が春の日差しに誘われて目を覚ましたかのように一斉に開きました。
甘い香りがまるで春の香りのように心地よい。
小さな虫が蜜を吸っているでしょう?
蜂の巣のように、ぼんぼりのように、丸く可愛い花たちが30個~40個集まっています。
真中は黄色く周りにいくにしたがって白く、少し重たげに下を向いて咲いています。

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?万葉歌人は『サキサク』と呼んだそうです。それはいち早く春を告げるようにを咲かすからです。

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都筑民家園の紅梅

白い梅も良いけれど、紅梅は可愛いです。
都筑民家園の八重紅梅。
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「万葉集」の頃は白梅が、平安時代には紅梅が人気だったらしい。
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濃い紅色です。
菅原道真の歌、
?『東風吹かば匂いおこせよ梅の花  あるじなしとて春を忘るな
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梅の木に向かって歌っています。

私が大宰府にいってしまっても、毎春、東風が吹くようになったら 梅の香りをその風に乗せて大宰府に届くように送ってほしい。
自分がいなくなっても
春を忘れないでおくれ。梅の花ばかりではなく、その香りを愛でる気持ちが心に伝わる。
花は季節を忘れない。

 

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都筑民家園の蝋梅。

春のかすかな足音が聞こえます。
都筑民家園の蝋梅(ロウバイ)。
丸みを帯びた蕾。
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蝋梅は花びらがろうそくの蝋に質感が似ているために、そうよばれるようになったとか…。
まるで、蝋細工のような肉厚の花びらです。
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花びらはパステルイエロー一色で丸みを帯びた可愛い花です。
調べたら、色々種類があるようで、この種類は唐蝋梅(トウロウバイ)というそうです。
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華やかさはないけれど、誰よりも早く「もうすぐ春よ」と春をを告げてくれているようで好きな花です。

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