都筑民家園に春の訪れ 菜の花さんと呼ばれた記憶

都筑民家園に春の訪れ  菜の花と呼ばれた記憶

都筑民家園に春の訪れ

都筑民家園のお庭に菜の花が咲いていました。

菜の花の黄色は冬景色を一変させてしまう色ですね。

菜の花の黄色は、厳しい寒さをふわっと忘れさせ、春の訪れを告げる。

都筑民家園の菜の花
都筑民家園の菜の花

黄色い花はたくさんあり、夏の向日葵も黄色の美しい花です。

向日葵の太陽に負けないくらいの強い黄色とは違って、菜の花の黄色は春の陽ざしに溶け込むような優しい色です。

菜の花さん?

遥か昔、高校生の頃、クラスメイトと「お花に例えたら何の花?遊び」をしていたら、私は「菜の花さん」と呼ばれた記憶がよみがえった。
さらに小さなころ、家には(自給自足のための)畑があって、菜の花は私にとって「菜っ葉の花」だった。

「菜っ葉の花」より「薔薇」や「百合」と呼ばれたいと感じた思い出。笑

友人たちはどういう視点で私を菜の花と呼んだのか、今となっては知るすべもないが。。。

都筑民家園の菜の花
都筑民家園の菜の花


そんな人になりたい

でも今なら率直に嬉しく受け止められるかもしれない。

菜の花のイメージは、華やかではないけど、暗くはない。冷たくもない。
明るいし温かいし優しい花だもの・・・。
今なら、私は「ほんのり温かく優しく包み込むような、麗らかな春の陽ざしのような、菜の花のような、そんな人になりたい」って言える。
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都筑民家園ひな祭り 明治から平成へ時代の変遷

都筑民家園のお雛様


時代の変遷

都筑民家園の圧巻な吊るし雛をご紹介したばかりですが、見どころは吊るし飾りだけではありません。

今、明治時代、大正時代、昭和時代、平成時代と、お雛様が飾られていてとても興味深いです。

ことに京都の老舗「丸平大木」で作られた明治時代の貴重なお雛様は是非ご覧いただきたい!

以前雑誌家庭画報でも紹介された逸品のようです。

時代を反映してお人形のお顔も変わるのですね。

平成のお雛様

 こちらは、平成のお雛様です。

都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
十二単衣が見事に美しい
お顔もきれいですね。穏やかな表情です。
きらびやかな扇を持っています。
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
束帯衣装 烏帽子 のお内裏様 小さなお顔でイケメン。
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様

昭和のお雛様 

都筑民家園ひな人形 昭和のお雛様
都筑民家園ひな人形 昭和のお雛様

木目込み人形と書かれています。
お顔が丸くふっくらしているので幼顔に見えます。

大正のお雛様

二対並べられています。
東京を代表する人形師「永徳斎」のひな人形だそうです。

都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
女雛の頭の冠,が豪華ですし、十二単は刺繍が施され重厚感があって美しく、忠実に表現されています。

切れ長の目とおちょぼ口。

お顔は、なんとも神々しい表情です。

都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様

明治のお雛様

都筑民家園ひな人形 明治のお雛様
都筑民家園ひな人形 明治のお雛様

一番奥に飾られていました。
こちらが、京都の老舗「丸平大木」の明治時代の貴重なお雛様です。
京都丸平大木人形店の「大木平蔵」が作ったひな人形は皇室や名家のご用達。

一般庶民には到底手の届くものではなかったようです。

言わば家の権勢を誇示するものといっても過言ではないと思います。
都筑民家園ひな人形 明治のお雛様

 

こちらは、お内裏様です。
飾られているお道具も小さいのに何もかもすべて丁寧に作られています。

後ろの金の襖まで丁寧に作られていて驚きます。
お顔は面長で上品です。
豪華な刺繍の施された衣装は必見です。

都筑民家園ひな人形 明治のお雛様
都筑民家園ひな人形 明治のお雛様
都筑民家園
場所 大塚歳勝土遺跡公園内、都筑民家園

 横浜市都筑区大棚西2

TEL 045-594-1723

(センター北駅より徒歩10分)

 

都筑民家園の「ひな祭りウィーク」圧巻!

 都筑民家園の「ひな祭りウィーク」

古民家だからこその

昨日、せせらぎ公園の「古民家のひな祭り」のご紹介をしました。
https://avail-home.blogspot.com/2019/02/hina-doll.html

今日は、都筑民家園(大塚歳勝土遺跡公園内)の「ひな祭りウィーク」のご紹介。

古民家だからこその素晴らしいイベントです。

2月19日(火曜)から3月3日(日曜)まで。
10:00~16:30
※2月25日(月)は休館
※2月24日(日)は10:00~先着70名様で
煎茶カフェ(有料)も開催
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」

地元有志の所有しているひな人形や吊るし雛が飾られています。

かなり貴重なひな人形もあるようです。雛人形のお話は改めて。。。

都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛

圧巻!

圧巻なのは、吊るし雛。

何千個もの縁起物が飾られ、見事の一言!

ご覧の通り、古民家がぱ~っと明るくなっています。

都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛

吊るし雛の由来

吊るし雛は、江戸時代に始まったと言われています。

江戸時代では、女の子が生まれると、厄を身代わりに受けてもらうものとして、ひな人形を飾る習慣がありましたが、とても高価で庶民には買えないものでした。

そこで、ひな人形の代わりに端切れや古くなった着物で、小さな人形を作り飾ったのが、「つるし雛」の始まりです。

和生地

和生地、着物の端切れにはとても綺麗な色や模様があるものがあります。

青海波や亀甲模様など伝統柄、また花をあしらった生地、ちりめん生地など、洋生地とは違った華やかさがあり、色の組み合わせも美しいです。

願いを込めて

一針一針、子或いは孫の健やかな成長を願って縫い上げられた雛人形や飾りです。

昔は、まず「衣食住に困らないこと。健康であること。災難に合わないこと。良い縁談に恵まれること。」などを願ったのだそうです。

人形、野菜、果物、動物、手毬、花など縁起物が多いです。

それら縁起物には、一つ一つに謂れがあるようです。

日本の伝統を感じます。

手作りですから、世界に一つ。

縫い手の持ち味が光る、吊るし雛。

もし私だったら、この小さな一個を作るのに何日かかるんでしょう?

都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛

モビールのよう

風に揺れ、まるで和風モビールのようです。

小さな小鳥、小さな草履、色合いの美しい手毬など・・・それらがゆらゆら、くるりと風に揺れます。

なぜか癒されます。

都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛

引戸の枠に吊るされた小さな細工物もかわいい。。

都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛
都筑民家園の「ひな祭りウィーク」吊るし雛

 

 

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都筑民家園の蝋梅 凛とした空気の中で

都筑民家園の蝋梅

都筑民家園に黄色い花が咲いています。

蝋梅です。

名前の如く、蝋(ろう)のような質感の黄色い花です。

透き通るような黄色です。

都筑民家園の蝋梅
都筑民家園の蝋梅

2月の凍えるような寒さの中で、葉のない枝に光が差したようにきれいな花を咲かせます。

少し花はうつむき加減。

良い香りを放っています。

雪中四友

「雪中四友」という言葉を知りました。

「蝋梅(ろうばい)」「玉梅(たまうめ)」「茶梅(ちゃうめ)」「水仙(すいせん)」

玉梅は白梅のこと、茶梅は山茶花のこと。

文人画に好んで描かれた花たち。

語源は中国から来ているようですが、どこの国でも、寒い季節にいち早く咲く花にホッと癒される気持ちは同じなんでしょうね?

「雪中四友」は雪の中の4つの友と書きます。

「友」は「愛するもの」という意でしょうか?

冷ややかにしみ透る匂

蠟梅は芥川龍之介が愛した花だそうで、その香りを「冷ややかにしみ透る匂」と表現したようです。

都筑民家園の蝋梅
都筑民家園の蝋梅

寒いこの時期にはどこもかしこも枯葉色です。

蝋梅の美しい黄色は、春を目指す一筋の希望の光のように見えます。

そして蠟梅の美しい香りは凛とした冷たい空気の中で一際心に響きます。

 

柿が豊作だと冬は豪雪?

柿が豊作

「柿の実の多い年は寒気激しい」

今年は柿が豊作のようです。

柿は、豊作と不作が交互に来ると聞いたこともありますが、真偽の程は分かりません。

あと、「柿の実の多い年は寒気激しい」という諺を聞いたことがあります。

これも真偽のほどは分かりません。

都筑民家園の柿
都筑民家園の柿

都筑民家園の柿も

都筑民家園でも大きな柿がびっしりたわわになっています。

大きな台風が来たのに、落ちずにしっかり実っています。

都筑民家園の柿
都筑民家園の柿

管理物件工場の柿も

管理物件の工場敷地にも柿がなっています。

こちらは、少し小ぶりな柿です。

オーナーさんに了解もらって、少し柿狩り。

管理物件工場の柿
管理物件工場敷地の柿

こちらは葉がすっかり落ちています。

以前美味しそうな柿をおもいっきりガブッと食べたら、渋柿だったことがあったっけ。

渋柿って、飛び上がるほど渋いです!

これはタンニンという成分の仕業らしいです。

口の中がしびれるほど渋かった経験があります。

管理物件工場の柿
管理物件工場の柿

これは小ぶりな柿ですが、ジューシーで甘いです。ごちそう様!

ジューシーな柿
ジューシー!

都筑民家園のコムラサキ 自然の生みだす色

都筑民家園のコムラサキ

急に秋らしくなってきました。

都筑民家園のお庭にひっそりとコムラサキの実がなっています。

都筑民家園のコムラサキの実
都筑民家園のコムラサキの実

ムラサキシキブとコムラサキ

ムラサキシキブと似ていますが、見分けは簡単。

葉っぱの鋸歯が上半分にあるものがコムラサキ。全体にあるのがムラサキシキブです。

いずれも、平安時代の歌人、紫式部にちなむ名前ですが、関係はないようです。

紫色

コムラサキの実は上品で優しい紫色。

都筑民家園のコムラサキの実
都筑民家園のコムラサキの実



紫はミステリアスで、どこか物憂げ、儚さを感じさせる色ですね。

紫色は、古く昔から「高貴なもの」の象徴だったようです。

自然が生みだす色はどうしてこんなにも美しいんでしょう!

自然の色は神様が作った色。

都筑民家園のコムラサキの実
都筑民家園のコムラサキの実

都筑民家園イベント「日本とイギリス 文化の融合」と「木の家・石の家」

「日本とイギリス 文化の融合」

都筑民家園の前に珍しい石が積み上げられていました。

「日本とイギリス 文化の融合」と題して、苔玉づくりなどのイベントが実施されるようです。

「日本とイギリス 文化の融合」のポスター
「日本とイギリス 文化の融合」のポスター

古民家にイギリスの旗と日本の旗が交互に飾られています。

古民家に飾られた「日本の旗・イギリスの旗」
古民家に飾られた「日本の旗・イギリスの旗」

コッツウォルズストーン

古民家前には、ご覧のような石が積まれています。

コッツウォルズストーンと書かれています。

コッツウォルズストーンはイギリスのコッツウォルド地方でしか産出されない天然石灰石だそうです。
昔、お城に使われていたとか・・・。

こういう石造りの家は映画や写真では見ますが、この石を実際見たのは初めて!

風合いがいいですね。

年月が経過するごとに美しいハチミツ色になり、苔むしたり、ツタが絡んだりすると、更にいい風合いになるようです。

素朴で暖かな風合いで、憧れますよね?

WEBからお借りした写真です、憧れますねこんなお家!↓

まるでおとぎ話の世界に迷い込んだようです。

自然を生かした家 


日本古来の家屋は、木と紙と土でできています。つまり自然を生かした家です。

畳や障子という文化は本当に素晴らしい。

だんだん、失われつつありますが。。。

石でできた家も共通することは、自然を生かした家だということです。

700年以上風化しないと聞きます。

自然を生かした家は、どちらも、人の心、魂に語り掛けてくれるような穏やかさ、安らぎが感じられます。


都筑民家園「梅は咲いたか?桜はまだかいな?」

都筑民家園

春の兆し

2月は寒さも厳しさを極める今日この頃。。。

この厳しい寒さの中、冷たい空気の中で、梅の蕾がほころぶ様子は、春の兆しが感じられうれしいものです。

都筑民家園の紅梅
都筑民家園の紅梅

都筑民家園の紅梅、白梅の花が咲きました!

毎年見に来てしまいます。

都筑民家園の白梅
都筑民家園の白梅

梅は咲いたか?桜はまだかいな?

色っぽい姐さん

きれいですね?

「ほころぶ」という表現が似合う花。

都筑民家園の紅梅
都筑民家園の紅梅
 

梅は咲いたか、桜はまだかいな♪

江戸時代に流行した端唄(短い歌謡)の冒頭です

江戸っ子の粋な、俗曲、ポピュラーソングのようなもの。。

 
 
都筑民家園の白梅
都筑民家園の白梅
 

これはお座敷小唄みたいなもので、

女の人をお花に例えているんですよね?

梅も桜も、色っぽい綺麗な姐さんっていうわけ。

都筑民家園の紅梅
都筑民家園の紅梅

このあとにさらに説明もはばかる言葉が続きますが、まあいいですよね?

これは囃子歌。このリズムだけで十分楽しくなります。

江戸の人たちは遊びが上手。

言葉の遊びも、粋でいなせなものです!

都筑民家園の白梅


 「梅は咲いたか~♪♪、桜はまだかいな~♪♪」と口ずさみながら、都筑民家園をあとにしました。

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都筑民家園の紫蘭、白花紫蘭 花嫁さんのよう

大塚・歳勝土遺跡公園の横の都筑民家園に寄りました。

お庭に紫蘭(シラン)が咲いています。

蘭というと、華やかな胡蝶蘭をイメージしますが、この紫蘭はどちらかと言えば、華やかさが無く、楚々として、優しげで、なんとなく好きです。

スーッとした葉っぱの間から伸びた茎に、咲く小さな明るい紫の花「紫蘭(シラン)」

ズームするとやっぱり蘭の仲間って感じ。

唇弁のフリルの美しさに見入ってしまいます。

甘いのでしょうか? 蟻さんがたくさん寄ってきています。

ちょっと離れたところに、これは白花紫蘭?

美しい野生ランのシランの変種、シロバナシラン(白花紫蘭)。

白いシラン・・・あまり見ない気がします。

本当に綺麗!!所々、うっすらパーブルが混ざっています。

清楚で、高貴です。やはり唇弁のフリルが花嫁さんのよう!

蟻さんが蜜を吸いに来ています。

 

 

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都筑民家園 花吹雪でめちゃ嬉しい!

都筑民家園の駐車場に、かわいい、緋寒桜なのかなぁ?・・・が咲いています。

もうはらはらと散り始めています。

今日は風が強く、もう花吹雪で嬉しいです!

とにかくかわいい。

つい先日はこんな蕾でした。

蕾のころもめちゃ可愛いです。