徳生公園 合歓(ねむ)の木は、夜になるとは葉っぱを閉じて眠ります

ふわふわの刷毛のような花

徳生公園の池の水辺で、ふわふわした刷毛のようなピンクの花が咲いていました。それは、合歓の木(ねむのき)。

夜になると、この小葉が、ぴたりと合わさり垂れ下がる。それが、まるで眠っているようで、ねむの木と呼ばれるようになったのですね。

ピンクの長い糸のようなものがおしべだそうです。
小さい花が10~20個集まり一つの花のようになっています。
頬紅の刷毛のよう…●*

「ねむの木の子守歌」

(上皇后美智子さまが高校生の時に作られた詩だそうです。)

ねんねの ねむの木 眠りの木

そっとゆすった その枝に

遠い昔の 夜()の調べ

ねんねの ねむの木 子守歌

 

夜は葉を閉じて

合歓の木は夜に葉を合わせ
水分の蒸発を抑えているそうです。
合歓の木はこうしないと
枯れてしまうのだそうです。

ねむの木も、人間も、十分な睡眠が必要なのですね。

 

まるで小さな花火の様に

夜の合歓の木は、暗闇の小さな花火のように空に向いて咲いています。

合歓の木はほんのり甘い香りが漂い、自ずと虫たちを誘います。

夜の害虫から身を守っているのでしょうか?

葉っぱ同士が、手のひらを併せるように閉じています。

これは「就眠運動」というそうです。不思議な木です。

中川八幡山公園の桜絶景を見ないと、都筑区の魅力は語れないよ!

徳生公園にて カルガモのお母さん、頑張って!子ガモが自立できるまで。

鴨の抱卵

5~6月位になると、そろそろカルガモの赤ちゃんが見れるかしら…とそわそわします。今年もその季節がやってきました。

カモは巣を水辺の草むらなどに作り、その中で産卵するようです。徳生公園には池の中の島みたいな所があって、草木が茂っているのでそこをお家にしているようです。
一度に産卵する数はおよそ10~12個程度とききます。
メスのカルガモが1カ月近く抱卵を行い生まれるらしいです。

天敵

さて、野鳥には天敵が多く存在しますから、池の中の離れ小島で子育てしてもいつ、カラスなどが狙うかもしれませんから危険がいっぱいです。
時折大きな鳥もいますしね。

私も鴨の赤ちゃんが見たくてこの時期公園に通ってしまいますが、子ガモの数が減っていくと悲しくなってしまいます。。自然の摂理ですが辛いです。

鴨の子育てと自立

でも、母親であるカルガモは、子であるヒナを外敵から守るため、常に子供を守っているのが感じられます。
泳いでいる時も先頭に母親カモ…そして時折振り返ります。
聞いたことがあるのですが、母親カモの後ろを泳ぐと水の抵抗力が抑えられ、泳ぎやすいそうです。


カルガモは冬には自立しなければならないですから、そのために自分でエサが獲れるようにならなくてはいけない。
子育てのゴールまでの時間は限られています。
親ガモはできるだけ手助けしないよう、見守る姿勢が感じられます。
子ガモたちに自然で生きる厳しさを教えているのかもしれませんね。
それにしても子ガモは可愛いですね。
羽毛がふわふわでヨチヨチ歩く姿に、思わず笑顔になります。

良い環境

カルガモは、カモとしては珍しい1年を通して日本にとどまる「留鳥」です。

徳生公園や山崎公園、せせらぎ公園などにいるカルガモは赤ちゃんが産まれても公園の中で移動をする様子は見ますが、公園外にお引越しする様子は見ません。私個人的な感じですがそんな気がします。
良い環境なのかもしれないと思います。

 

これは本能なんでしょうか?鳥は群れをなす~徳生公園にて

気持ちの良いお天気のなか

暖かく、気持ちのよい気候です。

徳小公園にて、鴨さんもプカプカ水面で陽射しを浴びています。

鳩たちはのんびり陽射しを浴びて日向ぼっこ。

なぜでしょう? みんな同じ方向を見て・・・。

日向ぼっこも群れをなすんですね?

陽射しを背に受けるような向きに止まっているような気がします。

群れをなす

「Birds of a feather flock together」・・・(同じ羽根をもつ鳥は自然に集まる)の意。

鳥は群れをなす。。。これは本能なんでしょうか?

これには理由があるようです。

「安全」外敵を見つけやすくなり、身を守ることができる。

「食物」を見つけやすくなる。

 

都筑区徳生公園でみつけた川鵜・大きく羽を広げてグルルルと鳴いた

ちょっとカッコいい鳥

徳生公園では見ない鳥、川鵜を見つけました。
鷺位の80センチ位の大きさで、全身黒くて、羽根は褐色っぽい。
頭から首の一部、お腹の一部に白い羽毛があります。
頭頂部がモヒカンみたいに立っている。
嘴の元がオレンジがかった黄色で、嘴の先が釣り型状に曲がっていてつっつかれたら痛そう。。
グルルルみたいな変な声上げました。

 

あの「鵜飼」で有名な「鵜」ですね。
止まり木のところで長くじーっとしています。
光が当たると目がエメラルドグリーンに見えます。
ちょっとかっこいい鳥。

日差しのもと、羽根つくろいをしています。

飛翔

大きく翼を広げて飛びます!

わぁ、かっこいい!見事な翼!

 

飛びました!
川鵜は追い込み漁が得意なんだそうです。
食べるのはほとんど魚類で、一羽で一日500ℊも食べるとか。
徳生公園のお魚さんが心配です。

翼には光沢があります!
翼を広げると、それはそれは大きな鳥に見えます。

魚を狙っているのでしょうか?水面近くを飛びます。
魚が可愛そうと思いながら、魚を捕獲したところが見たいです。

悠々と飛びます!

鳥の多種多様性

食べられてしまう魚が可愛そうと思ってしまいますが…
生物はみんなそれぞれ異なっていて、みんなが関わりあって生きています。
鳥類はことに様々色々。
小さな鳥大きな鳥、飛ぶ鳥、飛ばない鳥、草食の鳥、昆虫を食べる鳥、魚を食べる鳥、そして寒いところの鳥、暑いところの鳥。

生物はみんな関わり合って生きているから、今もみんなが生きていける。
多様性が低下すると、絶滅する生物が出てきたり。
生物界は不思議ですね。

徳生公園のラブラブカップル これが求愛ポーズなのかわかりませんが。

徳生公園のラブラブカップル!

徳生公園の石の上に2羽の鳩ちゃん。
石の上で仲良しポーズをとっています。

徳生公園のラブラブ鳩ちゃん
徳生公園のラブラブ鳩ちゃん

ラブラブカップルです💙

鳩の代表的な求愛行動は、胸を膨らませて(鳩胸)首を上下に動かし、尾羽をつけながらメスを追いかけるのだそうです。
胸のあたりがかなりモフモフとなるというのですが、鳩は皆鳩胸なんでわかりません。
でも陽だまりのなか、仲良しポーズは続いていました。

徳生公園のラブラブ鳩ちゃん
徳生公園のラブラブ鳩ちゃん
徳生公園のラブラブ鳩ちゃん
徳生公園のラブラブ鳩ちゃん

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徳生公園のキンクロハジロ ヨーラン背負って リーゼント♬

徳生公園のキンクロハジロ

冬鳥

都筑区のセンター北駅にほど近い徳生公園。

こちらには、冬の時期、金黒羽白(キンクロハジロ)という鴨がいます。

都筑区内の他の公園では見かけない鴨で、カルガモより小ぶりです。

徳生公園のキンクロハジロ

徳生公園の居心地がいいのですね?

毎年、秋のこの時期に、シベリアやヨーロッパ北部から越冬のためやって来る冬鳥です。(カモ目カモ科ハジロ属)
本来海鴨らしいのですが、池や川でも生息しているようです。

冬鳥が来ると、ああ冬だなァと感じます。

ヨーラン背負って♬  リーゼント♪

後頭部の羽毛(冠羽)が寝ぐせのようにも、ちょんまげにも見え、キュートです。

オールバックで、ちょい悪、つっぱりお兄さんの雰囲気です。(笑)

きょうも元気に ♬ドカンを決めたら♪
ヨーラン背負って♬  リーゼント♪
ツッパリハイスクールロックンロ~ル♪

徳生公園のキンクロハジロ

羽毛が黒とお腹が白なのがオス、なんとなく茶系なのがメスだと聞きます。

おすはちょんまげがはっきりしています。これは明らかオス。☝

白目にあたる部分が黄色?金色?で、大きなギョロメだったら怖いですが、小さな目なので可愛いと思います。

キンクロハジロは潜るのが得意なようです。

徳生公園のキンクロハジロ
徳生公園のキンクロハジロ

時折、ジャポンとダイビングし、10~20秒後、とんでもない先から出てきます。

浮いてくる場所を予想できません???

徳生公園のキンクロハジロ
徳生公園のキンクロハジロ

潜って水の中の魚などを食べるのだそうです。

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徳生公園の鴨のアヒル口・片足立ち・居眠り あぁ早起きは3文の得!

徳生公園散歩

朝の散歩

朝の徳生公園を散歩しました。

水辺のある公園は、季節折々の表情が豊かで楽しめますね。

朝通勤途中の10分のささやかなお散歩が大好きです。

大きく深呼吸しながら歩くとゆったりした気持ちになりますから。


それに朝の陽ざしは心地よい。

徳生公園 カルガモの日向ぼっこ
徳生公園 カルガモの日向ぼっこ

カルガモのアヒル口

カルガモが杭の上に並んで、まったり羽繕いしています。

この気持ちよさげな表情 めちゃ可愛いいじゃありませんか。↓ 

この鴨ちゃんのアヒル口は可愛い。💙

至福のひと時!こちらまで癒されるぅ!

カルガモのアヒル口
カルガモのアヒル口

カルガモの羽

羽に汚れが付かないのも羽繕いの成果でしょうか?


普段は隠れてあまりみえないけれど、ほうら、こうすると、地味色の中の美しい輝く青い羽がよーく見えます。

カルガモの片足立ち
カルガモの片足立ち

カルガモの片足立ち

休憩の時に疲れそうな片足立ちを敢えてする?と思いますが、鳥たちは羽のない足を羽の中に入れ温めているのだとか・・・。

カルガモの青い羽
カルガモの青い羽

絶妙なバランス感覚。↑

カルガモの青い羽
カルガモの青い羽

カルガモの羽繕い

羽繕いは鴨にとっては大事な作業らしい。

お尻に近いところから脂を分泌し、羽に塗り、言わば防水・撥水加工をするのです。

鴨を含め鳥類は羽が命ですから、この防水加工を怠ると命にかかわるらしいです。

カルガモの居眠り
カルガモの居眠り

しっかり、メンテナンスした羽さえあれば、空気の層を作って保温効果もあり、凍り付くような池でも身を守れます。

ダウンジャケットを身にまとっているようなものなんですね。

カルガモが見せてくれた表情!あぁ、今日も朝のお散歩で三文の徳。

徳生公園
徳生公園

徳生公園たまには寄り道どんぐり拾い・コナラ クヌギ カシ マテバシイ

 

徳生公園をお散歩。

足元にはどんぐり。

コナラ

これは「コナラ」。メジャーなどんぐりです。
「コナラ」の実は少し細長で、帽子はお椀形です。
私はどんぐりの「帽子」と呼ぶけど、正しくは「殻斗」というらしいです。
帽子はうろこ状です。

前に徳生公園の鴨さんはこの「コナラ」を食べていました。
鴨は水中の魚とかを食べるものだと思っていたから、一瞬目を疑いました。
こんな硬いものを食べるんだ!

「コナラ」の葉は、何型と言うんでしょう?
付け根の方が細い卵形をしています。葉っぱの縁は鋸のような尖ったものがあります。
樹皮はこんな感じ!

クヌギ

そして池に沿って少し奥の方に歩くと、「クヌギ」がありました。


「クヌギ」の帽子は、もじゃもじゃ帽子です。
顔が丸くて私は好きです。もじゃ帽子も好き!

スーモくんみたいでさ!

「クヌギ」の葉は、細長い形状をしています。

樹皮は硬くゴツゴツして岩のようです。
クワガタやカブトムシが寄って来る樹です。樹液が美味しんでしょう。

早渕公園で、また違う種類のどんぐりが・・・。

カシ

その次に見つけたのはカシです。

カシは帽子(殻斗)がシマシマ模様です。葉っぱはツヤツヤ厚みがあります。

どんぐりコロコロという歌のどんぐりはきっと「カシ」に違いないと思います。まん丸くて転がりやすいですし、シマシマ帽子も可愛い。

幹はこんな感じ 👇 クヌギのようなゴツゴツ感はないです。
堅いそうで、木材として使われるようです。
木偏に堅いで樫(かし)だものね?

マテバシイ

さらに行くと、これは「マテバシイ」帽子はうろこ模様。

葉っぱのギザギザは無いです。

たまには寄り道どんぐり拾い

どんぐりは北欧ではお守りにされているようです。
生命、多産、永遠の命の象徴なのだそうです。

Great oaks from little acorns grow.(カシの大樹も、小さなどんぐりから)
というイギリスの諺もあり「大きく育つ=成功」を意味するそうです。

子供に帰ってどんぐりを拾ってみるのも楽しいものです。
元気をもらったような気がします!

たまには寄り道。子供の頃のように。どんぐりころころ~♪

徳生公園の水辺に生息するハンノキ「妖精が宿る木」の可愛い球果

池の水辺に

ここは徳生公園。
ハンノキは水辺を好む木で、このように池の水辺にあります。

ハンノキからは良質の炭ができるので、(今は炭を使うことが少なくなりましたが)炭を生産していた時代には盛んに伐採されたそうです。

ハンノキの花は受精すると、小さな緑色の球果になります。

妖精が宿る木

ヨーロッパではハンノキに妖精が宿ると言われているようです。
緑のかわいい球果のせいかもしれません。
緑は、妖精が好む色なので、小さな妖精が、この花の陰に隠れているのだそうです。可愛いお話です。ハンノキは妖精の国へ続く道を守る木ともされているそうです。

熟した球果

これから徐々に熟して暗褐色になるようで、今も地面に落ちているものは、茶褐色です。
ちょうど小さなサイズの松ぼっくりのような形で可愛いので拾ってきました。

尾花

ハンノキは雌雄同株だそうで、雄花序は今はまだ緑ですが、冬に向かうと紫褐色を帯びてくるそうです。長さ4~7㎝と長く、枝先に2~5個、垂れ下がっています。「かんざし」のように垂れ下がった雄花はちょっと面白い感じです。

そうそう、このハンノキは花粉症の原因になる樹だそうです。
1月~5月は気を付けたほうがよさそうです。

水辺に根を張るハンノキを見て感じたこと。
植物は自然環境を選び生息し、さらに虫や鳥などがその環境を選び生育しています。
そのコミュニティは、まさに自然界の神秘ですね。

徳生公園のモンキチョウ「潜水服は蝶の夢を見る」蝶のように舞う言の葉 

徳生公園のモンキチョウ

徳生公園の花壇にモンキチョウがヒラヒラ飛んでいました。
思わずカメラを構えましたが、うまく撮れない。
蝶にからかわれているようです。

徳生公園のモンキチョウ

花に留るモンキチョウ。優しい黄色。そして特徴の白い斑紋。
蝶の飛ぶ様子は「舞う」という表現がふさわしい。
蝶の優雅に舞い踊る様子を見ていると、自然が成す造形に神秘を感じます。

とんぼのめがねは「水色めがね♪」だけど
モンキチョウのめがねは「薄緑のめがね」なんだね?

徳生公園のモンキチョウ

縁起の良い象徴

キリスト教では、蝶は「復活」の象徴。
仏教では極楽浄土に魂を運んでくれる神聖な生き物。
ギリシャ神話では、不老不死の象徴。
風水的にも「生まれ変わり」の象徴。

蝶は縁起の良い象徴とされる場合が多いです。

徳生公園のモンキチョウ

ヒラリヒラリ、花から花へ飛び交います。
花と蝶は互いにその美しさを引き立てます。
そんなに急いだら蜜が吸えないよ(笑)軽やかに飛び交います。

徳生公園のモンキチョウ

潜水服は蝶の夢を見る

映画「潜水服は蝶の夢を見る」をご存じでしょうか?
とても感動・・と同時に、人間の計り知れぬ精神力に打ちのめされた映画です。

突然の病に倒れ、身体の自由を奪われたELLEの元編集長ジャン=ドミニック・ボービーの自伝。

全身で唯一動くのは左目だけになった彼は、目の瞬きだけで自伝を綴ります。
そんなに状況下でありながら彼の文章は、ウィットに富み、美しく、愛にあふれます。
蝶のように舞う言の葉。

潜水服は蝶の夢を見る

ジャンはしています。
たとえ、身体が指先ひとつ動かせない状態でも、思考の世界では蝶のように自由に舞う事ができるという意のタイトルです。
やはり、蝶は希望の象徴。自由の象徴です。

都筑区のお部屋探しはアベイルへ