山田富士公園の蓮華の花・泥水の中から生じ泥水に染まることなく

れんげの花がひーらいた

ひ~らいた ひ~らいた♪ なんの花が開いた♪

れんげの花がひ~らいた♪

ひらいたと思ったら♪ いつのまにかつぼんだ~♪

童謡でお馴染み、蓮華の花。

この歌のように、蓮華の花は、お昼過ぎには閉じてしまいます。

今年も山田富士公園の蓮華の花が見頃を迎えています。

泥水に染まることなく

ほんとに神様仏様が宿っているように美しく、仏教の清浄のシンボルにふさわしい。

泥水の中から生じ、泥水に染まることなく・・・。

蓮の花って泥水が濃ければ濃いほど、大輪の美しい花を咲かせるのだそうです。真水では小さな花しか咲かない。

天空を仰いですくっと立つ姿は、凛として、高貴で、一点の汚れもなく・・・。

花の命は短くて・・・といいますが、花びらが4日ほどで散って、蜂の巣のような花托が残ります。

これも、ある意味、美しい。

試練を乗り越えてこそ、人生に花が咲く!

それから「あだ花」はない。咲きそこなったり無駄花のことです。

人生に通じるものがありますね?

お釈迦様の教えでしょうか?

お釈迦様の台座はハスですから・・・

睡蓮と蓮華

蓮華の花は、初夏に花を咲かせますが、睡蓮の花は、4月ごろから咲き始めます。これは、同じ池に咲く睡蓮。

睡蓮は夕方まで咲きます。夕刻、睡る(ねぶる)から睡蓮。

その名の通りに、日差しが弱くなる夕方になると、
だんだんと花を閉じて眠ります。

蓮華の花は、葉や花が水面からスクッと立ち上がっていますが、 睡蓮は、葉も花も水面に浮かんでいます。