NASAが宇宙食に選んだ完全栄養食&スーパーフード「キヌア」

完全食

厳密にいうと「栄養素に過不足がないもの(完全食)と、過不足があるもの(準完全食)」があるのですが、これを合わせて完全食というらしいです。

自然界の食品にはあらゆる必要栄養素を過不足なく補える自然界の食材はないのですが、それに近い食品が下記となります。どれも身近な食材です。心掛けて食べたい。

玄米 卵 牛乳 さつまいも 納豆 ヨーグルト トマト ブロッコリー リンゴ キヌア オートミール

キヌアの栄養

今日はその一つ、キヌアについて。。。

キヌア
完全食のキヌア

これはセンター北のあいたい2階の「健寿の京」で購入したキヌアです。

今はスーパーでも見かけて、お手軽に買えるようになりました。

1日20g食べるといいんですって。

白米と比べて、食物繊維は12倍 鉄分は5倍、リンは4倍、マグネシウムは7倍、カルシウム9倍。

肌や髪、体内の細胞にも良い!アンチエイジング、美容にもGOOD!

母なる穀物

美容効果抜群で、まさに天然のサプリメント。

3000-4000年前にはインカ皇帝では、キヌアは主食として広く供され、「母なる穀物」として栽培されていたそうです。

NASAが評価

1990年、アメリカ航空宇宙局が理想的な宇宙食の素材の一つとして「21世紀の主要食」と評価したそうです。

1993年のNASAの専門誌では「1つの食材が、人間にとって必要な全ての栄養素を提供することは不可能ではあるが、キヌアは植物界、動物界において何よりもそれに近いものである」と評価されています。

すごい!!

アレンジ色々

玄米と一緒に炊くと、もちもち、ぷちぷちした食感で美味しいです。

視覚的には良く見えませんが、口の中でキヌアの食感を感じます。

スープやリゾットに、炒め物に・・・・茹でておけば、色々アレンジできそうです。

炊いたキヌアを野菜と和えて、サラダしました。イタリアンドレッシングと合います。

スープもキヌアのプチプチ食感が個性となって美味しい!

茅ヶ崎公園の「くちなしの花」美しく物悲く儚げな悲恋のように

茅ヶ崎公園のくちなしの花

茅ヶ崎公園のプールの周りに、毎年、この時期になると、くちなしの花が咲きます。

甘い匂いがするため、虫達も集まって来ています。

白く清楚で、それでいて華やかで、濃厚な甘い香りのする花です。

ガーデニアとも呼びます。

花びらが肉厚です。造花のよう・・。

ビリー・ホリデーの髪飾り

20世紀を代表するアメリカのジャズ黒人歌手「ビリー・ホリディ」をご存知でしょうか?

ビリー・ホリデイはガーデニア(クチナシの花)をいつも髪に飾り、ステージにたちました。

 

ダイアナ・ロスが演じた古い映画「ビリー・ホリディ物語」では、やはり白い大きなくちなしの花を髪に飾っていました。

この映画を昔リバイバル上映で見て、人種差別や売春、孤独、麻薬・・・を歌った生涯に心打たれた記憶があります。

香りがいいので、切り花にしたいところですが、花瓶にさすとすぐしおれてしまいます。

悲恋の象徴

くちなしの花といえば、渡哲也の歌も思い出すのですが、悲恋の歌。

もう一つ、これも又古い映画「旅情」を思い出します。

ヴェニスを旅するアメリカ人女性とイタリア男性との悲恋。

お花屋さんで彼にクチナシの花を買ってもらうが、運河に落としてしまう。

ラストには、彼女が乗った汽車を追いかけ、彼がくちなしの花を手渡そうとするが届かず・・・。

くちなしの花が悲恋の象徴のように描かれます。

ビリー・ホリデイ、旅情、渡哲也・・・変な組み合わせですが、みんなもの悲しい雰囲気を感じます。

香りもなぜか、美しく物悲しい。
雨上りや真夜中に最も強く香りを放つ花。
切り花にするとすぐしおれる花。
なんとなく儚げな花。