ポンパドウルのスィートフレンチ
ポンパドゥルは大好きなパン屋さん。
センター北あいたいの2階の店舗によく行きます。
今日は、ちょうど、「焼きたてです!」という声につられ、思わず手に取りました。
ポンパドウルの「スィートフレンチ(メイプル)」はバケットのフレンチトーストです。
バケットですから周りはかりッとしていて、中はもっちりです。
メイプルシロップが効いていて、甘さが程よい。
まぶした粉砂糖がおいしい。
家で作るフレンチトーストは卵液にしっかり浸したジュワジュワですが、ポンパドウルのスィートフレンチは卵液に軽く浸した感じです。
だからフォークで食べるのではなく、手にもって食べられる。
ちぎって食べられる。 かぶりつける。(笑)
パン・ペルデュ
そもそもフレンチトーストはそのネイミングから、起源はフランスと思ってしまいますが、アメリカの「ジョーゼフ・フレンチ」という人が命名したネイミングです。
でもヨーロッパやアジアの一部でも、作り方は様々ではありましたが作られていたようで す。
もちろん、フランスでも。。。
私たち日本人はフレンチトーストと言えばおしゃれな朝食っていうイメージですが、フランスでは「Pain perdu(パン ペルデュ)」と呼ばれているんですって。
なんと「失われたパン」の意。
硬くなって捨てるはずのパン、古いパンの再利用。
残り物のパンの再生。
つまり「おしゃれなスイーツ」とは程遠い料理だったのですね。
でも、それはそれなりに素敵な食文化だと思えます。
食文化
食文化って本当に興味深いものです。
その土地の風土、習慣と嗜好、歴史的背景、作法、風土が生み出す素材、その調理法など様々なことが関り作り出されています。
日本の食文化だって、時代によって、地域によって大きく違う。
それが世界となれば、仰天する食文化もあり、取り入れたい食文化もあり。この、フレンチトースト一つでも、地域によって大きく違いとっても興味深いものです。