都筑民家園のお雛様
時代の変遷
都筑民家園の圧巻な吊るし雛をご紹介したばかりですが、見どころは吊るし飾りだけではありません。
今、明治時代、大正時代、昭和時代、平成時代と、お雛様が飾られていてとても興味深いです。
ことに京都の老舗「丸平大木」で作られた明治時代の貴重なお雛様は是非ご覧いただきたい!
以前雑誌家庭画報でも紹介された逸品のようです。
時代を反映してお人形のお顔も変わるのですね。
平成のお雛様
こちらは、平成のお雛様です。
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様 |
十二単衣が見事に美しい
お顔もきれいですね。穏やかな表情です。
きらびやかな扇を持っています。
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様 |
束帯衣装 烏帽子 のお内裏様 小さなお顔でイケメン。
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様 |
昭和のお雛様
都筑民家園ひな人形 昭和のお雛様 |
木目込み人形と書かれています。
お顔が丸くふっくらしているので幼顔に見えます。
大正のお雛様
二対並べられています。
東京を代表する人形師「永徳斎」のひな人形だそうです。
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様 |
女雛の頭の冠,が豪華ですし、十二単は刺繍が施され重厚感があって美しく、忠実に表現されています。
切れ長の目とおちょぼ口。
お顔は、なんとも神々しい表情です。
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様 |
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様 |
明治のお雛様
都筑民家園ひな人形 明治のお雛様 |
一番奥に飾られていました。
こちらが、京都の老舗「丸平大木」の明治時代の貴重なお雛様です。
京都丸平大木人形店の「大木平蔵」が作ったひな人形は皇室や名家のご用達。
一般庶民には到底手の届くものではなかったようです。
言わば家の権勢を誇示するものといっても過言ではないと思います。
こちらは、お内裏様です。