杉山神社とおみくじ 梅の木に結ぼう

たくさんの杉山神社

杉山神社は横浜市に数多く点在しています。

お祭神も神社により様々。

いつか杉山神社巡りをして比較してみたら興味深いかもしれません。

大棚中川杉山神社

今日ご紹介は、横浜市都筑区のセンター北駅の西側に鎮座する大棚中川杉山神社です。


建立: 大正十五年10(1926)

杉山神社
杉山神社
杉山神社の鳥居
杉山神社の鳥居




 阿の狛犬珠持ち
杉山神社の狛犬
杉山神社の狛犬
吽の狛犬子持ち
杉山神社の狛犬
杉山神社の狛犬



拝殿

杉山神社の拝殿
杉山神社の拝殿

梅の木のおみくじ

敷地内には象徴となるような大きな木はありませんが、拝殿横の梅の木が満開です。

杉山神社の拝殿横の梅の木
杉山神社の拝殿横の梅の木

おみくじがたくさん結ばれています。

杉山神社の拝殿横の梅の木
杉山神社の拝殿横の梅の木

おみくじで凶がでたら、「運を転じる意味で」と木の枝に結ぶようになりました。

でも吉が出ても結ぶ人も多いです。

持ち帰っても、粗末に扱ってしまってはいけないですしね。

それに「結ぶ」という言葉は、「神様とのご縁を結ぶ」など神社では縁起の良い言葉とされています。

杉山神社の拝殿横の梅の木
杉山神社の拝殿横の梅の木

こうして満開の梅の花ときゅっと結ばれたおみくじ。

私も初詣で必ずおみくじを引きます。

ことに杉山神社のおみくじはよく当たるそうです。

おみくじは吉凶判断もありますが、゛おみくじに書かれた言葉を今の生活の指針にしてみる”くらいに考えます。

お正月に凶がでたらちょっとショックではありますが、
こうして梅の木に結んで「神様とご縁を結んでみる」・・・これは素敵なことです。

 

都筑民家園ひな祭り 明治から平成へ時代の変遷

都筑民家園のお雛様


時代の変遷

都筑民家園の圧巻な吊るし雛をご紹介したばかりですが、見どころは吊るし飾りだけではありません。

今、明治時代、大正時代、昭和時代、平成時代と、お雛様が飾られていてとても興味深いです。

ことに京都の老舗「丸平大木」で作られた明治時代の貴重なお雛様は是非ご覧いただきたい!

以前雑誌家庭画報でも紹介された逸品のようです。

時代を反映してお人形のお顔も変わるのですね。

平成のお雛様

 こちらは、平成のお雛様です。

都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
十二単衣が見事に美しい
お顔もきれいですね。穏やかな表情です。
きらびやかな扇を持っています。
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
束帯衣装 烏帽子 のお内裏様 小さなお顔でイケメン。
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様
都筑民家園ひな人形 平成のお雛様

昭和のお雛様 

都筑民家園ひな人形 昭和のお雛様
都筑民家園ひな人形 昭和のお雛様

木目込み人形と書かれています。
お顔が丸くふっくらしているので幼顔に見えます。

大正のお雛様

二対並べられています。
東京を代表する人形師「永徳斎」のひな人形だそうです。

都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
女雛の頭の冠,が豪華ですし、十二単は刺繍が施され重厚感があって美しく、忠実に表現されています。

切れ長の目とおちょぼ口。

お顔は、なんとも神々しい表情です。

都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様
都筑民家園ひな人形 大正のお雛様

明治のお雛様

都筑民家園ひな人形 明治のお雛様
都筑民家園ひな人形 明治のお雛様

一番奥に飾られていました。
こちらが、京都の老舗「丸平大木」の明治時代の貴重なお雛様です。
京都丸平大木人形店の「大木平蔵」が作ったひな人形は皇室や名家のご用達。

一般庶民には到底手の届くものではなかったようです。

言わば家の権勢を誇示するものといっても過言ではないと思います。
都筑民家園ひな人形 明治のお雛様

 

こちらは、お内裏様です。
飾られているお道具も小さいのに何もかもすべて丁寧に作られています。

後ろの金の襖まで丁寧に作られていて驚きます。
お顔は面長で上品です。
豪華な刺繍の施された衣装は必見です。

都筑民家園ひな人形 明治のお雛様
都筑民家園ひな人形 明治のお雛様
都筑民家園
場所 大塚歳勝土遺跡公園内、都筑民家園

 横浜市都筑区大棚西2

TEL 045-594-1723

(センター北駅より徒歩10分)